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【防災】週末に見て欲しいドラマ「パラレル東京」|おやすみリランジェ#110|stand fm|2021.10.12

※この記事はstand fmで2021.10.08に放送した「おやすみリランジェ」の内容の文字起こしです


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https://stand.fm/episodes/616042d82028fc0006dbf125


こんばんは。おやすみリランジェ、amour parfumの愛香です。
寝る前の少しのおしゃべり、お付き合いください。


昨夜関東周辺で震度5強の結構大きな地震がありました。お住まいの方、大丈夫でしたでしょうか。ちょっと心配しております。今後1週間程度警戒する必要があるとのことですので、どうぞお気をつけくださいね。


実は過去回でもお話ししてきていますが、私自身が2018年の大阪北部地震に遭っておりまして。

当時、実家がバッキバキに壊れまして、その日のうちに当時の自分の一人暮らしの部屋に母を呼び寄せて3ヶ月ほど自主避難・共同生活を送りました。今は別のところに引越して新しく暮らしを立てているというような形なんですけれども。

そんな経験から、このチャンネルではランジェリーのこと、女性の大切なからだやこころのことをテーマにしながらも、

防災用品にショーツを入れてね!とか、

華美な(キレイなレースや色だったりする)ものは非常時には好ましくなかったりしますので気をつけてくださいね、

性被害もあるよ、というようなことを注意喚起で言わせていただいたり、防災について取り上げさせていただくことが多いです。

よかったらぜひお読みください↓


で、今夜はぜひ、おやすみリランジェ#47でお話しした内容をもう一度お伝えしたいなと思います。

それが、タイトルにもしている「この週末に見て欲しいドラマ「パラレル東京」」です。


このドラマはNHKスペシャルの番組内で放送されたドラマです。

NHKが大規模な防災特集として2019年の12月に「NHKスペシャル シリーズ体感 首都直下地震」という1週間を通してさまざまな番組とタイアップした大型企画をし、その中の4日間に渡るドラマ特集を組んで特別番組を放送していました。


放送が2019年だったのでコロナが発生する直前でした。なので番組内でもドラマ内でもみんなマスクはしていません。


2019年の放送当時リアルタイムで見てめちゃくちゃショッキングでした。

今年2021年3月にドラマ部分のみの再放送があったのですが、それも録画して見ました。現在はNHKオンデマンド・U-NEXTでの配信になっているんですけれども。



「パラレル東京」というドラマは、首都直下型地震に遭った架空の東京を舞台に、架空のテレビキー局の報道4日間を描く、ドキュメンタリーテイストの4回ドラマです。

首都直下型地震が発生したその時、一体東京は、首都圏はどうなるのか。


4日間の間にさまざまな話題を取り上げていましたが、一例をご紹介しますと、

・帰宅困難で駅周辺などに人が密集して起こってしまう「群衆雪崩ぐんしゅうなだれ

・火災の上昇気流と周囲の風で出来る竜巻のような炎の渦「火災旋風かさいせんぷう

・大規模停電の影響で携帯電話の基地局の電源が喪失する「広域通信ダウン」

・停電の後、安全確認が不十分なまま民家のブレーカーを上げ通電をすることで発生する「通電火災」

・液状化現象による堤防の倒壊危険やそれによって発生する「地震洪水じしんこうずい

などなど。

とても重いテーマなんですが、国の被害想定や当時の最新のデータに基づき、起こりうる事態をていねいに描き、危険性や知っておくべき避難行動、またこれを考えるきっかけにしていただきたいというような思いで、示していく内容でした。


(ちょっと個人的に気になったのは、スタジオキャスターも報道局もヘルメットかぶって欲しい…でもそこは表情を伝えたい演出意図からかなと思ってますが)

衝撃的なドラマ4回ではありますが、怖がらせるばかりの投げっぱなしではなく、ドラマ明けにスタジオに戻ってからもていねいな取り組みがあります。解説だったりCGを使っての説明だったり…それも含めて見ていただきたいです。


こちら繰り返しになりますが企画脚本撮影の段階ではコロナの前だったので、感染対策という点においては全く触れられてませんが、めちゃくちゃリアルなので今こそ、ぜひ見ていただきたいです。


ちなみにCGやVFXなどの技術も高く、映像がリアルすぎて見る人によってはショックが大きいかもしれません、そこはあらかじめ覚悟の上でご自身でご判断いただければ。

リアルタイム放送ではないので早送り等もできますしね。


東日本大震災はじめ大きな災害に遭われてPTSDなど抱えていらっしゃる方にとっては辛い場面もあるかなと思いますし、番組内でも工夫や配慮はされていますが、出来るだけ考えるきっかけにしていただきたいと率直に番組づくりをされているので、見る方には無理のない範囲で…とは思います。



でも、それを考えに入れてもなお、やはり多くの人に見ていただきたいなと思うドラマです。


NHKオンデマンド・U-NEXTで「首都直下地震」と検索すると出て来ます。


またオススメなのは、グーグル等で「首都直下地震」あるいは「パラレル東京 day1」(day2・3・4)など検索してもさまざまな動画が出てきます。一部カットされている部分があったりしますがぜひ検索して見てください。(2021.10現在)

番組概要欄にもリンク貼っておきますね。

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ドラマ・DAY3の中で防災対策が万全なはずの都心のタワーマンションからの火災のシーンで、ヘリからの映像を見ながらドラマの舞台となっている報道番組の編集長役の高橋克典さんが言うセリフがあります。


「(この火災は)東京を象徴してる」
「東京に地震が起こったら、大変なことになるとみんなが思ってた」
「それでも俺たちは東京に一極集中するのをやめなかった」
「高くそびえるタワマンは東京の象徴だ、絶対に安全だと言われ続けて来た、そいつが燃えてるんだ」
(中略)
「俺たちはもういい加減、目を覚ますべきなんだよ」

そんなセリフがありました。



ショッキングですが、DAY1の締めくくりにはこのドラマを象徴するこのセリフがあります。


──── 結局、俺たちも、誰も本気でこうなった日のことを考えてなかったってことだ


今だからこそ、知っておくこと、備えておくこと。
そして生き切る・命をまっとうする、という生きる意志を持つこと。

知らないことで命に障ること、たくさんあります。
知ってることで紙一重なこと、たくさんあると思います。


東京ばかりではなく、地方でも大事なことなので、ぜひ週末のお時間のあるときに、今のうちに見て、学んで、備えて動いておいてほしいなと思って今夜はお話ししてみました。


首都圏にお住まいの方にとっては数日間ピリッとした日が続くかと思いますが、少しでも心穏やかに、いい週末になればと思っています。お気をつけくださいね。そして備えてくださいね。


ではこのへんで。
今夜も最後までお聴きいただきありがとうございました。

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今日も一日、おつかれさまでした。
今週も一週間、おつかれさまでした。

ゆっくり目も脳も、肌も体もゆるめて、深呼吸。

それでは来週月曜日の朝、おはようリランジェでお耳にかかれることを楽しみにしています。


おやすみなさい。


#standfm   #しめつけない  #ランジェリー #リランジェ  #amourparfum


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