セミ|おやすみリランジェ#57|stand fm|2021.07.20
※この記事はstand fmで2021.07.20に放送した「おやすみリランジェ」の内容の文字起こしです
こんばんは。おやすみリランジェ、amour parfumの愛香です。
寝る前の少しのおしゃべり、お付き合いください。
今夜のテーマは、セミ。
セミ??笑笑
そうなんです。梅雨が明けたかと思ったら朝からシャンシャンシャンシャンずーっと鳴いてますよね、クマゼミ。
昔、子どもの頃には関西でもツクツクボウシとかヒグラシのカナカナ…とかセミでも様々な鳴き声を聞いた気がするんですが、今ってクマゼミ一択なんでしょうか。
平地か山地かとかあるんでしょうが、延々とシャンシャンシャンシャン聞こえてきます。笑
このセミですが、「セミは幼虫として土の中で7年過ごし、成虫になって土から出るとわずか1週間で死んでしまう」とよく言われたりしますが、実際はそうではないらしいですね。調べたらクマゼミだと幼虫期5〜6年、成虫になって1週間以上、環境がよければだいたい1ヶ月くらいまで生きるんだそうです。
セミの種類によっては幼虫期17年ほど土にいるようなものもあるようですよ。
17年って。生まれた子が高校球児になってる。笑
ところが、このあいだ外を歩いていたんですけれども、幼虫から蛹になり、ようやく羽化してまだ七色に光るキレイなキラキラのかよわい羽を広げた…と思った瞬間におそらく力尽きてしまったんでしょうね、ひっくり返ってお亡くなりになってるセミを見まして。
七色の羽!わーキレイー!と思ってよーく見たら死んでるので、なんだか大自然界の厳しさっていうものを垣間見た気持ちになりましたね。
地上に出た限られた時間の中でオスはシャンシャンと精一杯鳴き、メスを呼び寄せて子孫を残してあっという間に命を燃やす。
無心に、自然と調和する。
それなのに、土の下で文字通り下積み時代をコツコツと過ごし、ようやく少しずつ成長して土から出て木に登って、やっと飛び立とうとしたのに、積み重ねてきたものが花開くことも、はたまた羽が開くこともなく命が消えてしまう…!!
そんなことってセミに限らずあるのかなあなんて、思ったりしました。
短く儚いとされるセミの一生ですが、地球や宇宙の何万光年というような壮大なスケールから見ると私たち人間の一生もまた短く儚いのかもしれません。
生きている限られた時間の中で何をしたいか、何ができるか、何を次の世代に渡せるか。
大きなことはできないけれど、今このとき目の前のことに無心に、そして自然や周りと調和しながら生き切るというセミの姿に学べることってあるなと思う夏のはじまりでした。
今夜も熱帯夜、早くも夏の厳しい暑さにげんなりしながらですが笑、良い睡眠と良い栄養で体力・免疫力キープは必須ですね。お互いよく眠れますように。
というわけで今日も一日、おつかれさまでした。
ゆっくり目も脳も、肌も体もゆるめて、深呼吸。
また明日。
朝、おはようリランジェでお耳にかかれることを楽しみにしています。
おやすみなさい。
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