#123 形にするって大変。リランジェの裏話👙|おはようリランジェ amour parfum time|stand fm|2021.09.22
※この記事はstand fmで2021.09.22に放送した「おはようリランジェ amour parfum time」の内容の文字起こしです
おはようございます。
2021年9月22日水曜日
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手は「もっと、愛するランジェリー。」amour parfum オーナーの愛香です。
今日も「女性の大切なカラダとココロを気持ちよく」、ランジェリーにまつわるあれこれをお話します。
どうぞお付き合いください。
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今朝のテーマは「形にするって大変。リランジェの裏話」と題してお届けします。
かれこれもう何ヶ月になりますか…半年経とうとしているのかな、すごく今ちょっと衝撃なんですけど…笑、3月29日にこの「おはようリランジェ」を開始したんですけれども、その当初からずっと新規商品開発ということで取り組んでいますamour parfumの新商品「リランジェ」。
リラックスランジェリーの魅力というものだったり、「しめつけない」っていうことが体にとってどういう影響があるのか、メリットデメリットなども含めていろいろとこの番組でお伝えさせていただくようになって、もう半年なんだそうです。今数えてみてびっくりした笑笑
なんですけど、そのおかげで「リランジェってどこで売ってるんですか?」とか「リラックスランジェリーって私も興味あるなぁ」みたいな、そういうお声をいただくことが少しずつ増えてきました。
また前作のデコふんぱんからリピーターとしてご愛用いただいているお客様からも「待ってるよ」っていうお声をいただいたりとか、とっても励みになっています。いつもありがとうございます!
でね、企画してもうそろそろ一年経とうとしてるんじゃないかなって思ってるんですけれども。
前作のデコふんぱんよりも「よりランジェリーに近く」そして「ヘンプ布を使って」なおかつ「足の付け根(そけい部)をしめつけない」という設定で、新しいリラックスランジェリーを作ろうと思い立って
いろいろいろいろいろいろいろいろいろいろいろいろ進めてるんですけど
まだちょっと試作段階ということでお待たせしております(すみません!!)。
今日はね、その裏話を少しおしゃべりしてみたいなと思います。
「どうしてこんなに時間かかってんねん!」と。「待ってるんやけど!」っていう感じなんですけどもね。デザイナーさんと打ち合わせをさせていただきながらこの新しい商品のことを進めているんですけれども。
こないだ直接お会いして打ち合わせをする機会があって、色々とお話を聞いていましたら、デザイナーさんはランジェリーブランドで実際にショーツを企画制作販売を大手の会社でされていたというご経験豊富な、フリーの方なんですけれども、それでも会社全体であってもやっぱり新規商品を作るには4ヶ月ぐらいはかかると。
で、その4ヶ月という期間が与えられている中でもそのうち3ヶ月ぐらい?、80%ぐらいはもう…資材で布の選定だったりレースの選定、色、それから糸との組み合わせ…糸の色と布の色との組み合わせだったり、そういうこと…
あと品質管理ですね、レースのほつれが生まれないかとか、縫製をしてみてどんだけ洗濯機に耐えられるかとか、手洗いはどうか、とかそういう…染色を含めて色落ちなんかも含めて、そういう
実験!実験!実験!
+
資材の発見!発見!発見!
というところに80%ぐらい使うそうです。
なのでこんだけ時間かかりますよ、って言っていただきました苦笑
そうなんだ…!!っていうね汗
前作はもう私ひとりで、素人ながらもぶっちぎって作っちゃいましたので、見切り発車的なところも往々にしてあり、こんなに時間がかかったという印象はなかったんですが、こだわってこだわって、しかもその色落ちだったりレースのほつれなども含めて、レースの「伸び」だったりキックバックといって「跳ね返り」だったりという品質の面も含めて、色々とチェックをしていく中で、なかなかこう「これ!」といった資材に出会うっていうのが、本当に大変なことなんだなっていうのを今身にしみて感じています。
もうね、国内のレース工場さん…オンラインに載せておられるレース会社三谷レース問屋さんのレースはほぼ80%ぐらいは見尽くしたんじゃないかなーとか…
で、しかもね、どれもね似たり寄ったりなんです、良くも悪くも。
やっぱり売れるものしか…確実に売れる物しか、市場全体がもう作らないようになっているので、日本のものづくりの現場の最前線って言っても過言ではないかもしれませんが、やっぱもう「確実に売れる!」ってものしか作らないので、やっぱり柄がどれも似たり寄ったりになってくるんですね。
なので8割方、いろんなストレッチレース、日本のレース問屋さんだったりレース会社さんだったりが販売されておられる、しかもオンラインに載せておられる商品を見させていただくんですが、もう
ゲシュタルト崩壊
みたいな感じで笑
まあ、それも素敵な柄ではあるんですけれども、どれも花柄だったりどれもバラだったり…というようなところで、他社さんとの差別化が図れなかったり。
もっと個性出していいよね、とデザイナーさんと話したりとかもしています。
主に使いたいヘンプの布はもう絶対に譲れない項目で、そのヘンプの布っていうのが割と重ための布なんですね。密度が濃いというか。
なのでそこと対比するために、軽いテイストの線画に近いような軽いテイストのデザインのレースを持ってきたらどうか…?とか、あとボタニカル柄とかはどうかとか。花柄ではなくて葉っぱ柄だったり、ちょっと味わいの違う柄がどうかとか。
大柄で行くのはどうか?とか、逆に小花柄はどうか?とか色々検討して探してはいるんですが、なかなか本当にこれというものが見つからず。
大阪の一番大きな繊維問屋街・船場センタービルさんの方に足を運びまして、見させていただいたりもしたんですが、まあコロナ禍ということもあってなかなか難しいなということを思っています。
というような最前線のものづくりの現状です。
とはいえ縫製とかデザイン、それから型紙の方っていうのも同時に進めていかなくてはならないので、試作品を作っていただいたものを、足を通して実際に穿き心地はどうか?などのフィッティングもちょっと始めていっております。
なかなかね、こんなに時間がかかるとは思ってなかった笑
本当にどのものづくりの現場もそうだと思いますが、形にするってホントに大変。
思い描くのはね、本当に一瞬なんですけれども、実際に手足を動かして実物を組み合わせてみて、いろんなことを体験して経験して、それから比較検討して、喜んでいただけるような一品に仕上げていくってのは本当に大変なことだなと思っています。
ですがあきらめずに一個一個がんばっていきます。
まだまだちょっと時間かかりそうです…が、楽しみにお待ちいただければ大変うれしいです。またリランジェの裏話があったらお伝えしたいと思います。
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というわけでなんかちょっと熱く語ってしまいましたが、それではこのへんで。
最後までお聴きいただきありがとうございました。
今日があなたにとって良い1日になりますように。
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手はamour parfum 愛香でした。
ではまた!
#standfm #しめつけない #ランジェリー #リランジェ #amourparfum