#21 心地よさを感知する皮膚のメカニズム|おはようリランジェ amour parfum time|stand fm|2021.04.26
※この記事はstand fmで2021.04.26に放送した「おはようリランジェ amour parfum time」の内容の文字起こしです
おはようございます。お聴きいただきありがとうございます。
2021年4月26日月曜日
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手は「もっと、愛するランジェリー。」amour parfum オーナーの愛香です。
この番組は「女性の大切なカラダとココロを気持ちよく」をテーマに
自分を大切にするための具体的行動をランジェリーを通してご提案、
ほかにも日常のあれこれをお話ししていく15分番組です。
心地よい朝のひとときのおともに、どうぞお付き合いください。
──── 今日の小話 ────
月曜日、いかがお目覚めですか。
昨日からいよいよ東京・大阪・兵庫・京都の4都府県で緊急事態宣言が発出されましたね。
4都府県の方々も、また別の地域の方々にとっても、さすがに疲れたという状況かと思いますし、しんどい思いをされたり落ち着かない思いでいらっしゃるかと思います。
個人レベルでできることというのは本当に小さなことではありますが、こういうときだからこそ自分の健康と自分の心は自分で守る、ということが大事ですよね。
報道を見ていてどうしても不安な気持ちになってしまう方、テレビやYOUTUBEもいいですが、今こそ音声メディアがやさしく寄り添ってくれるように私自身も感じています。
ラジコのホームページにこんな素敵な言葉がありましたのでシェアしますね。
「ラジオはココロを換気する。
家にこもる時間が増えています。部屋の換気も大事だけれど、ラジオをつけてココロの換気も。パーソナリティの心地よいトーク。ふと気分を変えてくれる音楽。家で仕事をしながら。家事をしながら。つい忘れがちな気分転換に、今こそラジオを。」
AM/FMを問わず、全国どこでもラジオ局の放送を聴けるラジコも素晴らしいですよね。私も防災の意味も兼ねてアプリインストールしてます。
他にもポッドキャストやヒマラヤなど、音声メディアが大変見直されているこの頃です。そして、このstand fmも盛り上がってきています。
ぜひぜひたくさんいい番組がありますので、stand fmも色々聴いて楽しんでいただけたら。
そして、このおはようリランジェの15分も楽しんでいただけたらとっても嬉しいです。
それでは今日もスタートです。
──── 今日のテーマ ────
さて、今週のテーマは「皮膚と心のカンケイ②皮膚で心を整える」と題してお送りします。
月曜日は「心地よさを感知する皮膚のメカニズム」。
その前に「脳」についてのお話を少し。
先ほどお話ししたラジコのホームページでは「ラジオを聴き続けると脳が成長する」ということを世界で初めて実験を行い、実証したとありました。
・イメージを記憶する力が強化
・聴く力が強化
この2点が証明されて、ラジオを聴くという行為が脳の成長に有益な働きをもたらすことがわかったそうです。
聴覚情報が、脳の中の聴覚系脳番地・理解系脳番地・記憶系脳番地に深い関係があって、刺激されることで活性化するとのこと。
脳トレにもなるし、聴く力の向上は子どもの学習力アップや脳の老化予防に有効だそう。
参考URLは番組概要欄に載せていますのでご興味のある方は。
音声メディアが脳に好影響というのはとてもうれしいですね。
コロナ報道などに接しての、受け手の脳へのダメージ・脳過労(脳が過労してしまう)もあると聞きます。
コロナへの不安が過剰になって心身の健康を崩してしまう、という状態のことだそう。
震災報道でもやはりそうですが、視覚情報というのはとても刺激が強く感情も揺さぶられてしまいがちです。
それによって前頭葉の機能が一時的であってもすごく低下してしまうなどで、さまざまな体調不良や悲観的な気分が抜けないなどの状態になるのだとか。
怒りっぽくなったりね。
もしかしたら最近思い当たるなあという方もいらっしゃるかもしれません。
脳の疲労を取り除き、脳内エネルギーを蓄えるように行動を変えることが必要で、テレビや動画などの視覚情報を一旦おやすみしたり、SNSをお休みするということも一つの手だそう。
その中で、ラジオや音声メディアを聞いたり、日の光に当たったり、自然の中でゆったりすごすのもいいのだとか。
脳内のホルモンには、たくさんの素晴らしい働きがあります。
・生命力や長寿に関連、睡眠の調整をしてくれる「メラトニン」
・肌やフェイスラインを引き締め、ヒップアップにもつながる美人ホルモン「セロトニン」
・深くリラックスしながらハイな状態になる、血液やリンパ液をさらさらスムーズにする「β-エンドルフィン」
・快感、やる気、瞳と肌を輝かせる「ドーパミン」
・注意や集中、仕事をテキパキこなす「ノルアドレナリン」
・神経細胞の興奮を抑える「ギャバ」
どれも聞いたことあるかな、と思います。
そして、とっても大事な「オキシトシン」。
オキシトシンは視床下部で作られる9個のアミノ酸でできた神経ペプチドで、人との繋がりを感じた時やボランティアをしている時、恋愛感情を抱いた時、セックスした時などに分泌されるホルモンだと言われています。
母乳を分泌するためのホルモンでもあり、炎症を抑えたり、寿命が伸びたり、ストレスを消し、健康を促進するのだそう。
どれも大事な脳内ホルモンですが、このオキシトシンこそ今すごーーーーく必要なのでは、と感じています。
親切にしたり感動をしたり、感情を表に出すということでも活発に分泌を促しますが、
触れること、スキンシップすること、マッサージを受けること、ハグすること、ペットを撫でることも良いのだとか。
第二の脳、皮膚で心を整えること、今こそ出番ではないかなと思います。
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今回のテーマも前回11回目〜15回目にお届けした「その1」と同じく、山口創さんという方がお書きになられた「皮膚は「心」を持っていた!「第二の脳」とも言われる皮膚がストレスを消す」という書籍を元にお話しします。
さて、その触れることやスキンシップすること、コロナ前からも機会が減っているということが指摘されていました。
さらにコロナ禍においてソーシャルディスタンスが叫ばれ、なかなか人とも会えない状態が続き、接触機会が減っているかと思います。
触覚は皮膚・視覚は目というように体と感覚は不可分な関係であるため、触れ合うことは皮膚と皮膚との接触であり、体から入る情報はより直接的。
皮膚感覚から生まれる感情はダイレクトで、信頼感や親密さ、愛情といった体に根ざした温もりのある感情が生まれやすい、とされています。
中でも、感情と深い関わりがある受容器「C触覚線維」が皮膚にはあるのだそうで、以前の音声配信でも硬い肌着とソフトな肌着を身につけた時の心に与える影響についてのお話をしましたが、それには皮膚のどこの部位で触れるかによって気持ち良さが違うのだそう。
やわらかい生地が気持ちよく、前腕や顔に触れた時が気持ちよいのは、そのC触覚線維がより多くあるからなのだそうで、高次な知的機能を司る前頭葉とか、感情や情動を起こす辺縁系と連絡が行われていて、影響が多いのだとか。
C触覚線維を撫でるとストレスを癒す効果や、交感神経と副交感神経のバランスをよくするなどの効果があって、ゆっくりとした速さで触れることで体にとってポジティブな作用があるのだそうです。
触れることがストレス反応をブロックしその後のストレスの影響を小さくするため、この効果を日常に活用しない手はないなと思います。
実験では前腕を5分間、自分の手で自分自身をゆっくりと撫でてもらったグループの方が、何もしなかったグループよりも計算問題の作業量が飛躍的にアップした、とのこと。
自分で自分自身を触ったり撫でたりしても、確かなポジティブな作用があるんですね。
なかなか人と人とが触れ合えないこの時期だからこそ、自分で自分自身を触ったり撫でたり、やさしく接してあげてほしいなと思います。
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それでは今日はこのへんで。
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最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日があなたにとって良い1日になりますように。
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手はamour parfum 愛香でした。
明日は「心地よい触れ方の5つのポイントとNGな触れ方」と題してお届けします。
よい月曜日をお過ごしください。
ではまた!
参考URL
皮膚は「心」を持っていた!「第二の脳」ともいわれる皮膚がストレスを消す」
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