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サラリーマンライバーの僕が教える、IRIAM(イリアム)で配信活動を副業にするための3つのコツ


1. はじめに

はじめまして!
昼は限界サラリーマン、夜はVライブ配信アプリ「IRIAM」で配信活動をしております、ライターの「鷹村」と申します。

今回は、月曜〜金曜で毎日9時間労働の僕が、ライバーとして2ヶ月活動して分かった「サラリーマンが配信を副業にするためのコツ」について皆さんに共有します!

まずは結論から聞きたがるチェリーな読者のために、最初に記事の3つの要点を記します。

・ライブ配信は稼ぐことができます!
・ちゃんと稼ぎたいなら準備にコストをかけよう!
・毎日2時間は「配信者」の活動に充てた方が良い!

この記事が好評だったら「配信初心者がつまづきがちなポイント」や、「自分に合った配信アプリの見つけ方」なども皆さんに共有していくのでコメントやハートのほどよろしくお願いします!


2. ライブ配信の魅力~どんな人が向いているの?~

さて、本題に入る前に前提を共有しておきましょう。
ライブ配信は、サラリーマンが副業にする行為において、投資やスキマバイト、アフィリエイトよりも有用であると考えています。

正確には、人それぞれ適切な副業ビジネスがある中で、ライブ配信が向いている人もいます。

配信に向いている人の特徴を挙げると「毎日自宅で90分以上時間を作ることができる」、「話し相手が欲しい」、「楽しく稼ぎたい」、「そこそこ健康に自信がある」といった感じの方々です。そういった属性の方は副業としての配信に向いています。

よく経験が無いから怖がる方もいますが、配信の向き不向きに
自身に配信経験があるかどうかはぶっちゃけ関係ないです。
「前世の太客めっちゃいます」とか、「趣味でやってたインスタライブでフォロワーさん5桁います」とかそのレベルにもなれば話は変わりますが、よほどのことがない限り、気休め程度の誤差と言って良いでしょう。

なぜなら、ライブ配信アプリのリスナーさんたちは上手い配信が観たくて配信を観に来ている訳ではないからです。
プロフェッショナルな配信が観たいのであれば、登録者が何百万人もいる配信者のところに行くでしょうし、それか劇場に行って芸人さんの寄席を観覧しに行くでしょう。

ライブ配信アプリの配信は上手くなくていいんです。
上手くないけど、一所懸命に配信する。リスナーさん達はそういった姿を見て応援してくれるようになります。
甲子園の球児たちを応援する人たちをイメージすると良いですね。

ただ、今から、令和も6年になってから配信活動を始めるのであれば、いきなり個人でYouTubeやTwitchといったプラットフォームで始めるのは得策とは言えないです。

上記のアプリはプラットフォームのおすすめ配信者を表示するアルゴリズムが新人に向いていないため、そういった媒体ではなく、17LIVEやPocochaのようなライブ配信主体のプラットフォームで始めることを勧めます。

ただ現在ライブ配信アプリの種類は30以上あると言われていますが、
その中でも僕がIRIAMを勧める理由は3つあります。

  • 顔出しする必要がないので身バレの可能性が薄い

  • コメントの反映速度が速く、コミュニケーションが取りやすい

  • 初心者が目立ちやすいシステム

メインの理由はこの3つです。
もちろんこれ以外にもいくつか理由はありますし、他アプリとの比較などそれぞれの理由も深堀りしたいですが、ここで長々と説明しても話が脱線してしまうので割愛します。
もしココをもっと聞きたかったら、コメントしていただけると嬉しいです。

ここからはIRIAMでデビューするにあたっての準備について話していきます。


3.デビュー準備って何するの?

IRIAMでデビューするにあたり、準備段階としてやっておくべきことがいくつかあります。
本質的なところを伝えると「自分のことを知ってもらう、好きになってもらう努力をしよう」って感じですね。具体的な部分で言えば、

  • 立ち絵やアイコン、サムネイルなどの素材準備

  • 事務所への加入の検討

  • Xアカウントの作成

  • 仲良しなライバーを作る

上記の4つがどのライバーも行う最大公約数になるかと思います。
ちなみに今挙げたのは副業だからどうこうではなく、IRIAMでライバー活動をするのであればこれぐらいはやらないとね、のポイントです。
一つ一つ説明していきましょう。

3.1立ち絵やアイコン、サムネイルなどの素材準備

Vライバーになるにあたって、まず必要になるだろうなーとみなさんも当然考える部分でしょう。
ただ、ここについては何よりも大事になる部分になります。

顔出ししない配信アプリにおいて、自身の立ち絵は文字通り「」になるので、ここに関してはこだわれるだけこだわった方がいいです。
自分が配信すると、ずっと自分の立ち絵を見続けることになるのでベストなイラストレーターさんに依頼しましょう。

「SKIMA」や「ココナラ」、それからみなさんが普段使っている「X」でも絵師さんに連絡を取れる時代です。ここは自分の思うベストを探してください。

ただ、ホントのことを言ってしまうと立ち絵で100点満点を狙う必要はありません。そもそも人の好みはそれこそ十人十色ですから、万人に対して100点満点を取るのは基本的には不可能です。

僕が言いたいのは、他のライバーが80点とか95点のイラストなのに、自分だけ60点のイラストでやってもあんまり人気でそうなイメージ出ないでしょ?
ということです。
大人しく自分が良いと感じたクオリティの高いイラストレーターさんに依頼しておきましょう。

3.2事務所への加入の検討

ライバーとして活動するのであれば、事務所への加入も視野に入れておきましょう。
実際加入するかどうか、それからどの事務所に入るかはみなさんの判断に拠るところが大きいので、結果として個人でやっていくのも全然アリです。

ただ僕としては事務所に入って活動することをお勧めします。
なぜなら、事務所に入ることで、「先輩に紹介してもらえる」、「立ち絵の補助が出ることが多い」、「僕が今書いているような配信のイロハをもっと詳しくしたようなノウハウをもらえる」といったメリットが享受できるからです。

一応デメリットの部分で言うと「投げ銭をアプリ内通貨に換金する機能が使えなくなる」、「イラスト作成の支援をしてもらった際の著作権の所在が事務所にある場合が存在する」、「辞めづらい場合がある」、「配信にノルマが発生することもある」といった場合があるので、ここは事務所を選ぶ際に慎重に調べておきましょう。

ちなみに事務所に所属したかどうかに関わらずどのみちライバーとして活動する場合は個人事業主扱いとなり、確定申告からは残念ながら逃れられません。残念だったな。

3.3Xアカウントの作成

ライバーとしての活動をする際、Xアカウントの開設はマストです。これはもう絶対と言っていいでしょう。
自分の配信活動の告知だけでなく、画像用の素材の収集や、他のライバーさんの動向を知るためにも動かしていきたいですね。デビュー前に立ち絵のシルエット公開をする、なんて企画もできますね。

ちなみに、事務所所属するのであればこのXアカウントの開設(紐づけ)は必ず行わないといけません。

「IRIAMで活動するんだからIRIAMだけやればいいじゃん」と考える方もいるでしょう。正直僕もデビューする直前まではその考えでした。
しかしながら、少し考えてみてください。貴方はこれからIRIAMで活躍する配信者になる人物です。その人物がXをやっていない、そんなことがありますでしょうか。
また、デビュー前に配信告知やIRIAMアカウントをフォローしてもらうためにもXアカウントは作成しておきましょう。

3.4仲良しなライバーを作る

いわゆる「枠回り」と呼ばれる活動です。配信に疎い人にわかりやすく言い換えると、自身を知ってもらうために他のライバーさんの配信に遊びに行く「営業活動」と言えば分かりやすいかもしれません。
初配信に来てくれる人を増やしておくためにも、フォロワーさんを増やしておくのが必要です。

具体的な部分で言うと、下記のような感じになります。

配信内
・自分と仲良くなれそうな人の配信を定期的に見に行く
・善きリスナーとしてコメントを頻繁に行う
・可能であれば投げ銭をする(ログインボーナスだけでもいいので)

配信外
・Xで他のライバーさんに絡みに行く
・事務所に所属しているのであれば、Discord等で先輩と連絡を取っていく

こんな感じですね。
もちろん、枠回りのコツや、枠回りすべきライバーの特徴についても山ほどありますが、この記事では概要までに留めておきます。
こちらについては、次の記事で説明するのでお待ちください。

デビューまでの目安のフォロワー数としては、あくまで体感値ですが「少なくとも100人」、「できれば300人」、「500人いると安心」、「700人いるとトップ層までのファストパス」といった感じです。
まずはフォロワー100人を目指して枠回り活動をしていきましょう。


4. 結局儲かるの?

多分この記事を見ている皆さんが最も気になるポイントについて話します。

最初に申し上げた通り、「ライブ配信で稼ぐ」はしっかり活動すれば可能です。
ただ、その上で「稼ぎやすい人」と「稼ぐのに工夫をする必要がある人」がいるのもまた事実。

ライブ配信アプリの収益構造は簡単に言うと、
「視聴者に投げ銭をしてもらう」という原則です。そういう意味では駅前の路上ミュージシャンと本質的には違いません。

こう言えばイメージしやすいのではないでしょうか。
身も蓋もないことを言ってしまうと、女子大生が駅前で楽しげに歌っていたらたまたま通りがかったホリ●モンから100万円のおひねりがもらえる可能性が出てきますが、
一方でアラサー男性(えなり似)の僕が駅前で歌っていても、通りがかった●リエモンからは暴言以外のものは飛んでこないでしょう。

やはり「女性」「若い」「顔が良い」といった、
【おじ様から好かれる要素】があれば、自ずと配信で稼ぎやすくなります。

そういった要素が少ない人は、多くの人から少しずつ応援されることが定石になるので配信で稼ぐ「工夫」をする必要があります。
例えば、僕の場合で言うと、

  • 配信者としての目標を明確にする

  • デビュー前の枠回りに時間をかける

  • 思いっきりクオリティの高いイラストを依頼する

  • 初配信をバカみたいに長時間やって話題性を作る

といった「見出し」を作り、人から見られやすい配信を意識しました。
絵が描ける人なら投げ銭に応じてイラストを描くのも良いですし、歌が上手いならリクエスト曲を歌うのも良いでしょう。
前述したとおり、「配信はやったことはないけど一生懸命やります!」といった姿勢も武器になり得ますね。

長々と書いてしまいましたが、平たく言ってしまえば
投げ銭される価値のある人物であることをアピールをしましょう 
という話です。


5.稼ぐための損得勘定

ここまで稼げるというところをプッシュしていきましたが、一つ大事なことを伝えていませんでした。
それが、「ライバーとしての収支を付けておこう」ということです。

当たり前のことですが、コレをやっていないせいでムチャな活動になっているライバーが配信アプリ内に多く見受けられすぎるのでお伝えします。

仮に月に10万円の収入をライバー活動を得られたとしても、そのために毎月15万円費やしていたら、ただただ毎月5万円の赤字を垂れ流しているだけになってしまいます。

そのため、「自分がいくら使っているのか」、「いくら使うことになるのか」の収支を付けておかないと副業ライバー人生が始める前から負け戦になっていることもあります。

ライバーを始めるにあたってまず覚悟した方がいい支出で言うとこんなところでしょうか。
・イラスト依頼料(立ち絵・一枚絵・ロゴなど)
・枠回り時に他ライバーに投げ銭する資金
・機材費(マイクやオーディオインターフェースなど)

実際にはどこまで重視するか、どこを切り詰め妥協するかは人それぞれなのでいくらかかるかはまちまちですが、どれだけ切りつめても少なくとも4~5万円はデビューまでにかかると見積もっておいてほしいです。

またこれはデビュー前の初期費用になるので、デビューしてからも
・枠回り費用
・企画に使う道具代(大食い企画をするときのペヤング代など)
・イラスト依頼料(新規立ち絵・一枚絵など)
・リスナーへの返礼品(アクリルキーホルダーなど)
といった費用は折りに触れて発生していきます。

そこを計算に入れておかないと、ライバー活動で収入を得るどころか良くてトントン、実際には赤字だけ垂れ流すことになってしまうのでしっかり出納業務をしておく必要があります。
一度その辺りを考えてみましょうか。

仮に月に100時間のライバー活動で、時給換算でアルバイトの最低賃金を稼ごうと考えたら、11万6300円の利益を出さないといけないわけです。
実際にはIRIAMは投げ銭の他に一定のランクから時給が発生するのですが、今回はややこしくなるのでここは無視します。今回に限ってはアプリからの時給は裏ドラみたいなもんだと思っといてください。

リスナーさんへの返礼品イラストと営業広告費、それからCanvaなどのサブスク代が今月は発生したものとして、5万円の支出が発生したとしましょう。

その場合11万6300+5万で、16万6300円を稼ぐ必要が出てきますね。最終学歴たんぽぽ保育園の僕でもギリギリ計算できました。
配信アプリの報酬料率は大体30%ですので、投げ銭額に換算すると54万3000円必要となります。

この額が難しいと感じるのであれば、支出を抑えるか、配信時間を抑えていく必要がありますので、しっかり計算していきましょう。


6. 仕事との両立

さて、長々とお話ししましたが、結局仕事と両立できませんでしたゴメンナサイでは意味がないですね。

結論から言ってしまうと、配信と仕事を両立させるためには、あるルールを設けるのが必須になります。
それは、「生活の優先順位を1位:仕事 2位:配信 3位:それ以外」にすること。
1位と2位は逆でも僕は構いませんが、それでは昼間働く皆さんの昇進の道が遠のいてしまうのでこれがベストだと感じます。

基本的に配信とは時間のかかる行為です。
ここまで読み進めた皆さんならお気づきかもしれないですが、ライバー活動は配信以外の行為もあります。

仮に一日90分配信するとしても、それ以外に枠回りをはじめXの投稿をしたためる時間や、サムネイル作成、企画のひねり出しにファンサーバーの対応と、どう考えてもプラスで30分以上は欲しくなります。

そうなると、日常生活の時間の中に配信を溶け込ませるのが得策です。

「ゲームがしたいなー」とか、「今日はなんか気が向いたからスーパー銭湯にでも行って日がな一日のんびりしよ」みたいなことをそもそも脳内の選択肢から外しちゃいましょう。特に配信を始めて間もない頃は配信をすること自体がプラスになるので。

自分自身に配信する習慣づけができますし、その上配信アプリの都合上配信をしていないと自分のことを新しいリスナーさんに見つけてもらえません。

そのため、特にライバーを始めて1か月経っていない段階であれば、仕事の次に配信のことを考えるようにすると、その後の配信活動と併せてスムーズに行く確度が高くなります。

何しろ、応援してくれるリスナーが投げ銭をしてくれるからその報酬を受けとれるわけです。
収益を最大化させるためにも、自分を応援してくれるリスナーの人数は一人でも多い方がいいので、特に始めたてのうちは配信時間を長くしましょう。


↑僕の配信例。残業などにも依りますが大体こんな感じ。

デビューから間もない状態であれば、こんな感じでまずは仕事以外の時間に何かしらライバーに関することをしているくらいがちょうどいいです。

ある程度、2~3カ月経って安定してきたら配信時間を減らしてもリスナーさんがついてきてくれたり、「あぁ、この業務はこうすれば効率化できるんだな」と分かって来たりするようになるので配信のウェイトは軽くなります。


7. まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • デビュー前の準備を徹底する

  • 自分の武器を理解する

  • 事前に収支表を付けておく

以上が働きながら配信を副業にするためのコツとなります。
しっかりとデビュー前に準備を重ねておき、最初のうちに時間をかけておくことで配信を副業にすることができます。

今回の記事は副業足り得るものにする確度を上げるために、カロリー多めにして書いてしまった部分もあります。
正直ここまでやらないでも全然中堅ライバーになる事は出来ると思います。

配信ってなんだか面白そうだなー、ちょっと興味があるなーという方であれば、どこかのアプリで一度だけ試しで配信するとなんとなく分かるものもあると思います。
リスナーとしてIRIAMをダウンロードして観てみるのも良いですね。

僕はもっと配信がみなさんにとって身近なものになればいいなーと思っているので、一度触ってみて、なんだか配信してみたくなったらこの記事を参考にデビューしてくれると嬉しいです。

文責 鷹村


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