“君が捨てた、絵本の中--。"
2024年5月25日 一つのアイドルたちが解散した。
その名はChick-flick
表題の画像のゴスチックなイケイケな女の子たちです。
ドーモ、読者=サン。ドナです ご無沙汰です。
今回の記事はこれまでその類にハマってなかったはずのドナが何故Chick-flickを知って行く様になったのかを話していくよ。
これまでとは方向性が違いますがお付き合いください(声優アイドルに行ってる時点で同じだろ)
Chick-flick(ちっくふりっく)
とは一言で言うとゴシックやアンティーク、ドーリー感をコンセプトにした所謂地下アイドル。
気になった人は詳しい説明が載っているWikipediaのリンクを貼っておくのでどうぞ(説明放棄)
どうやって行くようになったのか。
それはメンバーの1人を知ったところから始まる。
長くなるけど、今向き合って全て書かなくちゃいけない気がしているから。
プロローグ
遡ること数年前
地下アイドルを昔やっていたという人物と知り合い、当時の様子をハッシュタグなどで閲覧していたらある一人が目に留まった。
その子はセルフプロデュースでOLの傍らアイドルの両刀遣いだった
「しかし、もうすでに解散しているようだ…。両立、難しいよな。」
この時は過去に出回っていた画像を見ただけで気にも留めなかった
~そこから数年後
フォロワーのRTから興味深い動画が回ってきた。
白金髪のギャルがカブトゼクター(仮面ライダーカブトの変身ベルトの事)を装着してライダーキックをする動画だった。
「動画のユニークさもさることながら、一つ一つの所作の精密さが高い。この子は一体何者なのだろうか…。」
地下アイドルの一人だった。
気付いたのは数日後だったが、その名前には見覚えがあった。
「この名前もしかして…?」
そう、数年前に見たアイドルと同一人物だったのだ。
そのアイドルの名は”環木あんず”(以下たまあん)
「アイドルやってたんだ。よかった…。」
三年続けば大したもんと言われるほど、思わずよかったと感じてしまったくらい地下アイドルは何が起こるかわからない混沌である。
転機
すぐさま現場に参戦し積みに積むオタクに…
なるわけではなかった。
地下のよくある闇みたいな話はよく聞いてたので食わず嫌いしてました(正直)
数か月(9か月くらい?)行かずに終わっていたがようやくそのレジギガスのスロースタートは解ける事となる。
『Tamaan Quartzer』に参戦した。
最初は「こんな感じなんだ~」って参加して終わると思っていたがChick-flickが解散することを知る。
様々なコンテンツの解散、脱退、卒業を目の当たりにして
もう会えないかもしれないし過ぎたものはどれだけ望んでも手にできないことを知っていたし
既にたまあんのnoteを読んでいた事も大きかった。
彼女のnoteは自分にとっては非常に興味深かった。
彼女がどんなことを考えてアイドルをやっていたのかほんの少しだけでも知ったつもりだった
もはや行かない理由がなかった。
そうして…
『君が捨てた絵本の中を閲覧し終えた』
LIVEから。
セトリに関してはこれまでの楽曲を全部聞くことが出来た!
大盤振る舞いにもほどがありません???
「そうか、この人たちはカバーで曲をやったりしていなかったのか」とかそういった発見もあった。
個人的にタイミングが悪くLIVEで聴くことが出来なかった「フルハウス」を最後の最後で聴けてここで出してくるのか!わかってるじゃねえか
最後の最後で生で見ることが出来て感動もひとしお
4人がどういった道を歩むのかは今の時点では明言されていない。
また会う機会があるかもしれないしもう会えないかもしれない。
芸能界(声優業界?)と違うのはここだ。わくわくじゃ稼げないからね。
リーダーの白栖ゆうかがMCで「あなたの心の本棚にある一冊となれたことでしょう」と言ってた。心に刻まれた
田町駅までの帰りに道で天才iPhoneくんがペルソナ3のEDである「キミの記憶」を再生されて想定外の余韻に浸れたんだ。
こんなの偶然じゃないと思うから
君が捨てた絵本を読み終えた一曲としてお聞きください
川村ゆみでキミの記憶。
「笑ってた泣いてた怒ってた キミの事覚えている忘れない いつまでも 決してuntil my life is exhausted」
さて、完走した感想ですが(RTA)
食わず嫌いしてた地下アイドルのオタクに一ヵ月限定でなったんだけど、自分が好きな身近なコンテンツが解散するって今まで体験したことがなくて新鮮だったよね。
ある四人組でもうアイドルとかの要領はわかってたから好きにやらせてもらうぜ?って動けたのは大きかったかも!
(ある四人組と比べて)届かない理想や実現できない要素が読み置取れて自分にとっては非常に興味深く考えさせられるものがあったなーって感じるとこはあるけど、一つの締めくくりとしてとても纏まって「これはこれでヨシ!」かな。
詳しい言及は割愛するけど「I to U $CREAMing!!」「Payrins」「東雲みよ」を知ることが出来た。
テキトーに生きていたら出会うことは出来ないし、俺の以前の言葉を使うのなら「まだ知らない彩り」なのだ。
”そのコンテンツを飛び越えて新しいものに出会うこと”ができたのは本当に感謝しているのだ。
そんな思い出が勇気をくれるって言葉をよく覚えてる。ジョジョ6部のF.Fの言葉だ。
日常、つらい時しんどい時に立ち向かう勇気をくれるきっかけになる気がするのだ。開場時間前に時間つぶしで入った喫茶店がめっちゃ老舗で良い感じだったとかそういうことも覚えてる。
どれもこれもChick-flickに所属したのたまあんのおかげと思っているので以前のアイドル(実はその前の前?も認知してる マジ)から再起してアイドルに挑んだたまあんには敬意を表する。
ー環木あんずさんの旅路に幸あれ。
Q:それって "浮気" ですよね?
adieu👋