作品を生み出すということへの対価①
21年のOL生活を卒業して「好きなことをしたい」と思って、限りある「蓄え」での生活をする間に、長い事会えてない人たちを訪ねることをしながら「好きなこと」を模索していた
その頃、Youtubeでよく見ていたのが「レジンアクセサリー」の動画
もともと物を作るのは好きだったので、興味津々で動画に食い入った
私にもできるかも?
と見よう見まねで100均一で道具と素材を揃えたのが2022年11月も末
その夜の夜行バスで金沢へ向かう予定ギリギリまで「初めてのレジンアクセサリー作り」をした
その時作った、正真正銘の「第一号作品」がこちら
故郷の海辺で集めた陶器片を使ってピアスやブローチを作った
この頃は型に素材を入れて形成することしかできなかった
☆とにかく思いついた物を作った
最初のうちはALL100均素材で、とにかく思いついたものを練習で作った
あまりに数が増えてきて「自分用」にしても耳がいくつあっても足りないほどに
そのうち、友達見せたら「こんなほのしい」とリクエストをもらって買ってもらうことが何度か
当時はまだレジンを初めて2〜3ヶ月だったので、本当に趣味程度
材料代が賄えればいい程度の価格で販売していた
☆恐る恐る販売開始
「すぐ壊れた」「肌に合わなかった」って言われたらどうしよう
「自分が作ったもの」にまだ「自信」がない
それでも周囲からは「ネット販売したらいいのに」と言われることもしばしば
しかし、ネットショップを始めるにあたり「特定取引商法」に定められる項目で事業者の「氏名・住所・電話番号などを表示しなければならない」という箇所でつまづいた
私は自宅が事業所になる、その自宅住所を不特定多数が目にするサイト上に載せるのは怖い・・・・ましてや電話番号もプライベートの電話なので載せたくない
(後で知ったが、BASEなどのネットショップサイトでは個人で運営するネットショップに限り所在地と電話番号を非公開設定できるようになっているようだ)
それで、まずはFacebookのマーケットサイトを利用して販売してみることに
ページを完成させる間は非公開にしたくて「プライベート設定」で作って後で「公開へ変更」のつもりがプライベート設定から公開への変更ができなかった
そのため、マーケットサイトを閲覧できるのは「招待もしくはリクエスト承認」することでグループに加わった人のみになってしまった
でも結果的に最初のネット販売としたら「安心感」があった
というのも「自分から招待した人」、その招待した人が「招待した人」のみに向けての販売なので、「私の知人・友人の招待した人(=知人・友人)」だから
それで不慣れながらも販売スタート!
この頃から、素材・扱う金具(肌に直接触れる物)は100均では不安なので、きちんとしたパーツ店で揃えるようになった
この頃は友人に作業にかかる手間暇は考えず、材料費と送料分(こちらで負担)に少し利益があればいい程度でしか価格設定ができなかった
☆FacebookからInstagramへ
販売開始から1年ほどして、参加していたオンラインコミュニティ専用の自身のInstagramでアクセサリー紹介をしていたら「これって買えるんですか?」とメッセージが来た
オンラインコミュニティのメンバー相手に物を売っていいのか?と思っていたので、販売するつもりなく投稿していたものの「欲しい」と言ってもらえるなら喜んで販売したい
ということで、お譲りしたところそれがきっかけとなっていろんな方から購入してもらえるようになった
レジンアクセサリーを作り始めて2年目だった
生み出す作品も最初の頃より洗練されてきたと自分でも思えるようになった
アイデアはいくらでも出てくるから不思議だ
いや、やっぱり「好きなこと」だからだろう
レジンを少しずつ加えて硬化してという作業を繰り返すので、一つを作るのに最低でも2〜3時間はかかる(私の場合)
手慣れていない部分もあるだろうが、人の手に渡るものだから
お迎えしてくれた方が受け取った時に気持ちが上がるもの(残念に思わない)を作りたい
という思いで「些細なことも」気になったらとことこん修正して納得いくものをお届けしたいので、時間がかかるのも事実
Facebookのマーケットページに投稿する前にInstagramでご購入していただけるので、気づけばFacebookの更新がされなくなっていた
Facebookでは送料を「私が負担する」という形で販売していたので、Instagramでの販売が主になってきた途中で、少し価格を上げて「送料込」で販売するようにした