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さくら貝の球体を使って

手間がかかることがわかっていたので着手しないままでいたイメージがある

それは、さくら貝を使って球体をつくり「房状(葡萄のような)」にしたら可愛いだろう

というイメージ

先日、気分が乗ったので一気に作ってみた創作時間10時間時間超え!


☆さくら貝


帰省中、毎日朝昼と浜辺に向かい探し集めたさくら貝

朝の方が目につきやすいのは朝日が当たって光るから
完全体の桜貝はなかなかないので手に取れるサイズの割れたさくら貝も集める

さくら貝と一言で言っても色合いは色々で、大まかに3つの色合いに分けて「うすピンク」「ピンク」「オレンジ」に選別して保管

オレンジは比較的少ない印象

アクセサリーにするときはこのさくら貝を粉末にしてレジンと合わせて使う

☆球体に加工する


さくら貝入りのレジンをシリコンの型に入れて球体へと加工するのだけど、私の持っている型は完全な球体を作れるものではない

でもその方が都合がいい

なぜなら、レジンの性質上、光を通さないレジン(不透明)は効果しにくいから

最初は完全にさくら貝入りのレジンのみで球体へと仕上げていたけれど、ピンバイスで穴を開けた時に中が硬化しきれていないことに気づいた

それで改良すべく、今現在は仕上がりの球体より小さい球体を透明のレジンで作り、その透明の球体をさくら貝入りレジンで包み込んでいる

この時に使用する型が完全な球体を作るタイプだと作業がしにくい(上部の開口部が狭くて中へさくら貝入りレジンを入れにくいから

そして少しづつさくら貝入りレジンを纏わせて硬化を繰り返し、球体に足りない部分は型から取り出してから最後に付け加えて硬化してやすりがけをして球体にしていく

さらに仕上げのコーティングをするのだけど、コート剤が満遍なく全体に回るようにくるくると回しながら硬化させる(一つひとつ)

コーティング用にピンを刺している

コーティングは最低でも2回は行う

最後はピンバイスで穴を開けてTピンを貫通させて、片側に輪を作って完成

今回、大小16個作るのに朝から夜まで10時間以上の作業になった

☆房状にしていく


手間暇かけて作った桜貝の球体
本当はさくら貝だけでふさに仕上げたかったけど、そうするにはさらに球体が必要なのと小さな球体は作れない(中に透明の球体を仕込めないから)

だから、パールやゴールドのパーツを合わせることにした

バランスを見ながら完成したのがこちら

☆ピアスがいいかネックレスがいいか・・・


ちょうど2つ作れたのでピアスにしてみた

結構大ぶりなのでピアスの金具が写真のような細いものだとちょっとアンバランスだし、ずっとつけてると痛くなりそう(見た目に反して房自体はそんなに重たくはないけど長時間していると細い金具は痛くなる気が)

ピアスにするならもう一回り小さい房にした方がいいな、というのが結論で今回はペンダントにすることに

太めのチェーンと合わせるとゴージャス✨
友人に写真を送ったらさっそく1つはお嫁入り確定となった

☆相変わらず値付けに悩む


しかしなんだな、、、価格つけで本当に悩んだ
手間暇考えたらこのくらいは・・・と思うものの、「高くない?」と囁くもう一人の自分が 

でも他のアクセサリーの価格との兼ね合いもあるし、あれがいくらでこちらがいくらだと、、、とかあれこれ迷う

でも年頭から勇気出して「価格改定」したのだから、ここで怯んではコンフォートゾーンを抜けられない

ということで近々、チェーンを仕入れてきてから残る1つを紹介投稿する予定(写真のチェーンは私物)

価格は今まだ踏ん切りついてないけど、このうさぎのペンダントが6000縁なので「制作時間」を考えたらそれ以下にはできないかなって感じ(チェーン無しなら少し下げられるけど)

単純に型や枠にレジンを入れて硬化して「はい終わり」ではなく、手のかかっているものだから、わかる人にはわかってもらえると思うし、そういう方の元へお嫁入りするのがアクセサリーも嬉しいだろう

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