レジンアクセサリー修理のこと
私のレジンアクセサリーをご購入くださった方から修理の依頼があれば、都度対応している
壊れたものを壊れたままにされるより、私としてはご連絡いただいて、可能な限り対応させていただくことが何よりありがたい
その方が「なぜ壊れたか」の原因を知ることができるし、使用する金具の種類を再検討するきっかけになるから
☆とても気に入っているから
修理のご依頼をいただくとき「とても気に入っているから」というお言葉を添えてくださる方が少なからずいらっしゃって、作る側としては本当に嬉しい
こちらとしても「気持ちを込めて」作っているし、自分の思い描いたデザインを形にすることはとても楽しいことで、そうやってできたものを「気に入っている」と言っていただけることは幸せだ
☆修理で1番多いのは「イヤリング」
作者自身はピアス使用者なので「イヤリング」の「加減(パーツの大きさ・重さ・金具の種類etc.)」がいまだにちょっとわからないでいる
金具はもちろん名の知れたパーツ専門店で購入しており、「しっかりしたもの」「ちゃんとしたもの」なのは先にお伝えしておきたい
ただ、どうしても「加減」の部分がイヤリングの「落下」に繋がってしまうようでこれまで修理したのは「イヤリング」だ
①落として金具が外れた/壊れた(2回)
この場合は、基本的にパーツとパーツを繋ぐ金具の「強度・形状」も再検討して「金具を交換」する
②いつの間にか片方なくなっていた(1回)
この場合は、残った片方のパーツを別のものへアレンジ
ちなみにイヤリングとピアス、それぞれ1件ずつ紛失に伴い「残った片方でペンダントにしてほしい」というご要望だったのでペンダントへとアレンジした
もし、「もう片方作ってほしい」となると、材料があれば対応可能だ
(新たに1つ分のお代をいただく形になる)
ちなみに修理は状況によって実費をいただいている(軽微な修理は無料、金具取替は実費をお願いしている)
☆今回の修理内容
本投稿の前にちょうど1つ対応したのがこちら
元はピアスとして完成させたものを「イヤリングの金具へ変更リクエスト」
しかし、四角いパーツ部分にシーグラスを使っているため重い
そのため、イヤリングでは落ちてしまう その旨を依頼者にお伝えして一回り小さく四角いパーツを新たに作ることで了承を得た
上記写真のように仕上げて、実際自分の耳につけて頭を振って落ちなかったので、依頼された方にもご連絡してOKをもらってお買い求めいただいた
それから、数ヶ月経ってご連絡をいただいた「金具が壊れました」と
それでお預かりして「金具交換」となったのだが、その前にパーツの状態も確認すると、落とした時に傷がついてしまったようだ
ということで、金具の交換前に全てのパーツを取り外してコーティングをやり直し
綺麗にしてから他のパーツも再び新しい金具に取り付けて終了
もしまた落ちてしまうようなら、イヤリングから別のアクセサリーへアレンジ検討も視野に入れていただいて返送となった
☆自分が作りたい時に作りたいものしか作らないから
私は基本的に「自分が作りたい時に作りたいものしか作らない」ので、作るときはいつも「気持ちよく」「無心で」作っている
そうして出来あがったアクセサリーは「自分が使いたい」と思うものばかりだ
それらをSNSやInstagramに投稿すると、ありがたいことに投稿から程なくして「ほしいです!」というご連絡をいただいている それも価格は記載していないのにも関わらず・・・・
「安い・高い」ではなく「ほしい!」と思って決めてくださっていると思うと、本当に嬉しい
これってやはり「自分が気分よく」作っているアクセサリーだからだろうなとつくづく思う
しかも「身につけていたらいいことありました」というご報告も少なからずいただくので、「良い氣」が込められているんだなと
だって、「イヤイヤ」作ったものなんて誰だって欲しくないでしょ?
☆「使いたい」と思っていただける限り
私の思いの詰まったアクセサリーを「気に入っているから使いたい」と思っていただける限り、何度だって修理するしご要望に応えてアレンジもしたい
手作りならではの良さと弱点もあるけど、どちらもあるからいいんだと思う
そんなことを修理しながら思ったのだった