【御礼】同人誌シリーズ 3冊目構想
2024年の最後に大変嬉しいことがありました。Kindleで販売している同人誌のシリーズ累計販売数がひとつの目安を突破しました!
ご購入いただいた皆さん、ありがとうございます!!!
本当に本当に嬉しいです!!!
この機会に、少しだけ同人誌制作の思い出をふりかえりたいと思います。
■1作目の思い出
シリーズ1作目として「blanco先輩のニッチな経理実務引継ノート1: -Pivot TableとPower Queryを活用した販管費の予実差異分析-」を発売したのは、2022年1月9日でした。
この本は、簡単な発生費用集計から差異分析までの業務フローパッケージを紹介し、Pivot TableとPower Queryの基礎的な使い方を解説するという本です。
なにか同人誌制作したいと思ったときに「自分にしか書けないオリジナリティのあるテーマってなんだろう?」と考えて最初に浮かんできたテーマがこれでした。
Kindle本を作るのが初めてだったため、それはそれは大変で、挿入図の作成などもとても拙く、表紙も初版では間に合わせでいったん公開したため、以下のような貧相なものでした笑。表紙については、(少なくとも当時は)書名などが変わらない範囲であれば差し替えすることが可能だったので、何バージョンか経て最終的に今のデザインに差し替えしました。
内容の次に書名を悩みました。twitterで既に筆者を知ってくれている人向けに販売するのか、ある程度一般向けの販売も目指すのか。
結局、いずれにせよ後者の導線はほとんど期待できないのではという仮説から、twitterでの宣伝ルートに振り切ってアカウント名を載せた書名にして、初見の人が書名を見て買ってくれるルートは完全に捨てました。もともと、本を出して自社の研修に使えたりしたら面白いなと思っていたのですが、自著を押し売りする大学教授のようにも感じたのでいったんその構想は忘れることとしました。
またセルフ校閲のみであったため、内容も誤りが含まれていないかという点も大きな不安でした。それもあって、実は最初の1年間は、今よりも安い380円という価格設定で販売していました。その後、記述や内容の誤りの指摘もなく内容に自信が持てたので、価格を480円に見直しました。
不安の中の初自費出版でしたが、twitterの感想やAmazonの匿名レビューがめちゃくちゃ嬉しく、リアルな反応に一喜一憂していました。
■2作目の思い出
シリーズ2作目として「blanco先輩のニッチな経理実務引継ノート2: -俺の個人用マクロ 引継不要のパワードスーツ-」を発売したのは、2023年1月2日でした。
この本は、未経験者が個人利用の範囲でマクロをどう活用するか著者の実例を紹介するという本です。
仕事がとても忙しかったこともあり、2冊目は「自分がいちばん書きやすく、書きたいこと」をテーマにしました。
テーマとして取り上げることができる内容には、結構制約があります。なぜならば、所属会社の経験そのものを書いたり、所属会社で学んだノウハウを書くと機密漏洩、守秘義務違反になってしまうためです。
そのため、
①内容自体に所属会社の機密情報が全く含まれず
なおかつ
②会社の有する実務ノウハウではなく自身がプライベートの時間で研究して見出した方法論もしくは整理した一般的内容
からテーマを選定する必要があります。
その中で、書けること、書く意味があることというのは限られてくるものです。2冊目のテーマの「個人用マクロの活用」は上記の2条件を完璧に満たしていて、かつ読者の方にも価値提供できるテーマだと考えました。
■販売形式
通常の販売に併せて、Kindle Unlimited(=定額サブスクで本読み放題のサービス)への登録という形式でも提供しています。これは、零細自費出版なのでまずは気軽に読んでほしいという想いが一つと、もう一つは通常の販売のみだとKindle Unlimitedとの併売時と比べて、販売1冊当たりのロイヤリティ(分配金)のレートが低いためです笑。
また、2冊目は「シリーズ」として販売しました。これはかなりポジティブな効果があると感じました。シリーズをまとめて手に取ってくださる方や、片方を読んだ後にもう片方を手に取ってくださる方が多かったのか、2冊目を販売開始してから、1冊目も2冊目とおおよそ同じペースで購入されていました。本当にありがたいことです。
Amazonの匿名レビューも大変応援&励みになっています。
正直なご感想で結構ですので是非よろしくお願いいたします。
■3作目について
今回の節目を励みに、GWあたりの完成を目指して3冊目に取り組みたいと思います。
テーマは、
のどちらかにしようと思っています。
具体的には、「シン・内部統制」のみで十分なボリュームになれば「シン・内部統制」で1冊、「シン・内部統制」がコンパクトに収まればこれに色々な雑学論点を加えてオムニバス形式で1冊にしようと考えています。
今後は、「シン・内部統制」の参考文献として内部統制本の積読を読んで感想やエッセンスのまとめを投稿していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします!🙇♂️