プシュケのハート
ひし形のレースモチーフに、小さなハートのビーズ。
白や生成りのレースに凝っていた時期のデザインです。
ひし形や四角形のモチーフって、タティングレースだとわりと定番のパターンがあるんです。
だいたいどの本にも載っているような、定番というか王道というか。
それじゃないひし形が作れないか、と思ってこういう形になりました。
勉強を兼ねて作っていた海外本のドイリーからヒントを得ています。
縦横を変えて、ラメ糸で作ったバージョンもあります。
幾何学模様っぽく、あえてピコやビーズも入れないデザインが気に入っています。
小さな輪っかのようなものがピコ(ピコット)です。
貴族の間でタティングレースが流行った中世ヨーロッパでは、真珠に見立てて「パール」とも呼ばれたとか・・・
シードビーズを入れながら作っていくこともあります。
プシュケのハートは、図形っぽいイメージで飾りピコなしで作っています。
振り返ってみると、飾りピコなしのパターンばっかり作ってました・・・好きなんですね🤔
ビーズ手に入らない問題
カラフルかわいいハートのビーズ、一目惚れしてとりあえず2個買ったんです。
たくさん買っても、結局使わないことがあるので・・・
いざ製品化しよう!と思って買い足しに行ったら、完売でした。
諦め切れず、この時に覚えた技(?)が「本社に問い合わせる」
在庫を集めてもらえて、無事製品化できました。
手持ちのビーズが無くなったら、別のビーズかパーツを合わせてリニューアルかな・・・と思っています。
今のデザインで出来るだけ長く作りたいので、またこのビーズに出会えることを願っています・・・!
次見つけたら、大量買い待ったなしです。心はいつも臨戦態勢です。(?)
「大人可愛い」「大人カジュアル」
便利なのでつい使ってしまう「大人カジュアル」「大人可愛い」
個人的には年齢は数字だと思っているタイプの人間ですが、年代で選ぶものが変わってくるのは実感しています。
プシュケのハートは、手仕事の上品さもありつつ、ハートモチーフの可愛らしさもあって「大人可愛い」「大人カジュアル」がしっくりくる耳飾りだと思っています。
ハートは可愛いイメージだけど、小さめで色んな色が混ざっていて、それも原色ではない微妙な色合いのビーズなので、ラブリー感控えめで使いやすいです。
Tシャツにデニムみたいなカジュアルコーデにも合うし、さらっとワンピースに合わせても可愛いです。
髪色が特殊でちょっと、大人可愛くも大人カジュアルでもない感じですが・・・
これはガーリーめな、刺繍のワンピースと合わせています。
一時期、街中で見かける女性たちに「あの雰囲気ならあのピアスが似合うだろうな・・・」「ラテカラーコーデならぜひあのイヤリングを・・・」なんて、頭の中で勝手にコーディネートするのにハマってたんです。
ずっとやっていると、登場回数が多いもの(=合わせやすいもの)とそうでないものが出てきます。
季節とか、勝手に妄想する場所がどこかによっても変わるだろうなとは思います。
プシュケのハートは、登場回数が多かったデザインです。
なので、使いやすいはず!
糸が細いのでモチーフがそこまで大きくならないし、レースの繊細さもあっていいと思っています。