EYE CONTACT[よさこいアイプロ4周年企画]

聖來「ねえ……Pさん」
P「ん?」
聖來「ちょっと……こっち見てもらっても、いいかな」
P「どうかした?」
聖來「うん……ちょっと、アイコンタクト」
P「アイコンタクト?」
聖來「うん……わんこはね、目を見てあげるといいんだよ」
P「ああ、確かそうだったね」
聖來「そう……目を見てあげるとね、落ち着くの」
P「……なるほど、こんな感じでいいかな」
聖來「うん……」
P「……」
聖來「……」
P「……」
聖來「……」
P「……落ち着いた?」
聖來「……うん、落ち着いた、と思う。へへ……マイク持つと……緊張するね」
P「そっか、でもそれはしかたのないことだよ……出番だ、アイドル水木聖來のデビューだよ」
聖來「が、頑張ってみるよ」
P「うん、行っておいで」

🌸  🌸  🌸

R[お花見]

聖來「ねえ、Pさん」
P「ん?」
聖來「ちょっとこっち見てもらっていい?」
P「うん?」
聖來「その、緊張するから……」
P「ああそっか、そうだったね」
聖來「新しい刺激ってビリビリするねっ少し落ち着かない……ごめんね」
P「いいさ、聖來が落ち着くなら」
聖來「……」
P「……」
聖來「……」
P「……あ、花びらのってる」
聖來「え?」
P「……よし、とれた」
聖來「……」
P「どうかした?」
聖來「な、なんでもない……よぉし、チャレンジ!チャレンジ!」
P「お。気合十分じゃないか、いいぞ、一発かましてやれ」

🌸  🌸  🌸

R[マーメイドパラダイス]

聖來「ねえ、Pさん見て見て!」
P「う、うん」
聖來「ふふっ、どうかな?セクシー?」
P「ああ、うん、そうだね」
聖來「ちょっとPさーん」
P「うわ!抱きつくなよ」
聖來「けっこう大人っぽくなったかな、って自分では思うんだけど……」
P「なったなった!なったよ!」
聖來「ホントー?」
P「ホントだって……アイコンタクトも、今日はムリ」
聖來「もうしたから大丈夫だよ!」
P「え?……あ」
聖來「じゃあアタシ行くね!」
P「いやいや、お花見の時みたいにアイコンタクトしようよ」
聖來「……覚えてた?」
P「当然」
聖來「う~イジワル」
P「どういたしまして」

🌸  🌸  🌸

SR[サンライトマリナー]

聖來「……」
P「……」
沙理奈「もう、まーた二人きりで見詰め合ってる」
聖來「さ、沙理奈!?違うの、これは」
P「松本さん、これはその、違うんだ」
聖來「そう!ちょっとした願かけでね!」
沙理奈「願かけってどんな願かけ?」
聖來「き、緊張よけっていうか……」
沙理奈「ふーん、『挑戦するのって楽しいね♪』ってそういう挑戦かーふーん」
聖來「ちがっ……ちょっと沙理奈!違うって!逃げるな!」
P「……アカン、これ広まるパターンや」

🐇  🐇  🐇

SR[魅惑のバニー]

聖來「ねえ、Pさん」
P「……」
聖來「これPさんが選んだの?」
P「……」
聖來「……」
P「……」
聖來「Pさんにサービスしちゃおうかな♪」
P「な!」
聖來「ふふ、ちょっと刺激が強すぎたかな♪」
P「う……」
聖來「ほら照れてないでちゃんとこっち見て!Pさんの感想、聞かせて欲しいな♪」
P「そ、それは……」
聖來「その……恥かしがってくれるのは嬉しいけど、寂しくさせないでね♪」
P「わ、わかってるよ。ただ正直、思ったよりずっと……その……エ、色気が強くて」
聖來「ふーん、そっか……ふふ♪」
P「な、なんで近づいてくるの」
聖來「悩殺ポーズの練習、Pさんつき合ってもらえるよね」
P「」

🐇  🐇  🐇

SR[ワンデイマイウェイ]

P「おーい聖來」
聖來「あ、Pさん」
P「まだ入り時間までだいぶあるけど、もうこんな近くに来てたんだね」
聖來「うん♪収録の前に緊張をほぐしておこうかなって、応援するためのダンスをここで練習してたんだよ!Pさんはアタシを迎えに来てくれたのかな?」
P「そうだよ、前乗りしてる気がしたから早めに来てみたら、見かけてね」
聖來「ふふ、ありがとっ♪」
P「やっぱりまだ緊張する?」
聖來「うん、どうしたってね……そうだ」
P「?」
聖來「Pさんが緊張をほぐしてくれる?方法はお任せで♪」
P「え……じゃあいつもみたくアイコンタクトで……」
聖來「ヒント、わんこは撫でてあげるとリラックスするんだよ、Pさん♪」
P「……わかったよ」
聖來「ん……ありがとう、今日も上手くいくって気がしてきたよっ!アタシはもう準備OK!一緒にスタジオに戻ろっか♪」
P「ああ、そうしよう」

🐇  🐇  🐇

SR[情熱のゆくえ]

聖來「わー優ちゃん見て見て!」
優「やーんアッキーかわいい~♪」
聖來「でしょっ!あ、優ちゃん、一緒に写真撮ろうよ!」
優「撮る撮る~♪」
聖來「こういうコーデはアタシに任せて!ふふっ、センスには自信があるんだー♪Pさんもそう思うでしょ?」
P「アッキー、元気出せ、アッキー」
聖來「かなり盛り上がってきたね!この調子でもっと攻めていこう!あ!そうだ!次はペアルックにしよっ?Pさんと……ウチのわんこで♪」
優「わーそれもすっごくかわいい予感~♪」
P「え……え?」
聖來「ほら優ちゃん撮るよっ♪ハイ、チーズ♪」
P「アッキー、お前、大変だったんだな……」
アッキー「クーン(せやねん)」

🐇  🐇  🐇

R[ダンシングガール]

聖來「お疲れー!」
李衣菜「あ!聖來さん、お疲れ様です!」
志希「聖來さんもお疲れー……にゃ!この匂い」
ナターリア「あ!P!セイラ来たぞ!」
P「お、聖來来たね。遠くまで合流お疲れ様」
聖來「これ、アタシからの差し入れっ♪北海道の限定チーズケーキなんだって」
李衣菜「わー♪」
志希「発酵するチーズの匂い……いっただっきまーす♪」
ナターリア「あ!P!ナターリアも食べたいヨ!」
聖來「ふふっ、そんなに焦らないで?みんなの分、ちゃーんとあるから。Pさんにも、はいどうぞ♪甘いものでリラックスしよっ!」
P「ああ、助かるよ」
聖來「お疲れみたいだね」
P「まったくだよ、聖來がいかに手間のかからないアイドルだったかがわかったよ」
聖來「ふふっ、もっと褒めてもいいんだよ♪」
志希「……ねえねえ李衣菜ちゃん」
李衣菜「んえ?なに?志希ちゃん?」
志希「聖來さんとPさん、夫婦みたいだねぇ」
李衣菜「あーまああの二人はつき合い長いし」
志希「にゃふふふ……」
李衣菜「……なに?」
志希「ねえ、李衣菜ちゃん、ナターリアちゃん」
聖來「ねえPさん、お仕事終わったら観光スポット、どこから回ろっか?」
ナターリア「セイラママ!」
P&聖來「「へ?」」
志希「聖來ママー♪」
P「志希、なにいって、李衣菜、志希はどうして」
李衣菜「……パ」
P「はい?」
李衣菜「Pパパ!」
聖來「え!?」
志希「Pパパ聖來ママ~♪早くお祭り行こ~♪」
P&聖來「「な!?」」

🐇  🐇  🐇

SR[ライズバイビギン]

聖來「Pさん」
P「……」
聖來「信じて見ててよ、Pさん。あの役、勝ち取るからさ!」
P「ああ、疑ったことなんてないよ」
聖來「そっか♪」
P「……いつからだろう」
聖來「?」
P「アイコンタクト。あたり前にするようになったよね」
聖來「うん、そうだね」
P「最初は聖來を安心させるために始めたんだよね」
聖來「そう、だったかな」
P「でも今は」
聖來「?」
P「聖來の目を見て、安心してる自分がいる」
聖來「Pさん」
P「聖來。ありがとう」
聖來「Pさん……」
P「キミの担当になってよかった」
聖來「……」
P「キミなら大丈夫だ。必ず勝ち取れる」
聖來「……グスッ……うん、きっと大丈夫だよね!アイドル・水木聖來のパフォーマンスは、Pさんと二人で磨き上げた一級品だからね♪」
P「ああ、その通りだ」
聖來「頑張ってみるよ」
P「うん、行っておいで」

🐇  🐇  🐇

R[アップトゥデイト]

聖來「ねえPさん見て!フリスビーキャッチ!わんこ上手なの!」
P「うん、そうなんだ」
聖來「いっくよ~……それ!」
P「ねえ聖來」
聖來「なに?」
P「なんで俺とキミは揃ってオフなのかな?」
聖來「ん?ちひろさんに頼んだからだよ?」
P「そっか……なんで聖來は俺の家知ってたのかな?」
聖來「ちひろさんに聞いたからだよ?」
P「そっかー……あの悪魔なに考えてんだ」
聖來「あはは♪よしよし、えらいね、わんこ。ね、ちゃんとキャッチして戻ってくるでしょ」
P「ああうん、そうだね」
聖來「Pさんもやってみる?一緒にわんこと遊んであげて♪」
P「え、いいの?」
聖來「うん♪わんこを大事にしてくれるPさんなら、安心♪」
P「じゃ、じゃあお言葉に甘えて」
聖來「思いっきりやってみる?」
P「大丈夫かな、遠くに投げすぎると混乱しない?」
聖來「大丈夫、うちのわんこは賢い子だからね」
P「なら思いっきり……そら!取ってこい!」
聖來「Pさんとわんことオフを過ごすって♪なんかイイかも」
P「あまりいいことじゃないんだけどね」
聖來「たまにはいいでしょ!」
P「まあ、たまには、ね」
聖來「でもPさんはアタシのプロデューサーだし、アタシと遊んで♪」
P「……うん、まあ、たまには、ね」
聖來「うん♪たまにはね♪」

いいなと思ったら応援しよう!