見出し画像

アルカリ矯正、酸性矯正?今更聞けない

今日は従来のアルカリ矯正と最近流行りの酸性矯正の違いについてお話しますね。

アルカリ?酸性?なんの話?
小学校の頃リトマス試験紙で測ったペーハーのお話です。

髪の毛が一番自然な状態のph(ペーハー)は4.5付近と言われています。
コレを等電点と言います。
ホントはも少し低いみたいですけどね☆

アルカリ矯正はph8以上のお薬
酸性矯正はph5.5近辺のお薬を使用します
等電点から離れれば離れる程キューティクルが開き、パーマ液(還元剤)
が髪の毛の中に入りやすく元気に働きやすい環境になります。

パーマ液を髪の毛に付ける目的は「還元」させて
髪が曲がる状態にする為なんですが、
アルカリ矯正の場合、phを高くして髪の毛を膨らませてあげないと
パーマ液が中に入っていけないんです。

ブリーチ毛などのハイダメージヘアは健康な髪に比べて
パーマ液をかけて髪が膨らんで柔らかくなる時間が極端に短いって特徴があります。
そして柔らかくなり過ぎると髪の毛がボロボロになっちゃうんです。

パーマ液に含まれている還元剤が効果を出すには時間が必要なんですが
ハイダメージヘアな場合、還元剤に必要な時間より
髪がボロボロになっちゃう時間の方が先にやってきちゃうって問題があるんです。

そこで酸性矯正の出番です。
酸性矯正のphは5.5近辺なので、ほとんどキューティクルを開きません。
だけど還元剤は髪の中に侵入して還元してくれちゃいます。
髪の毛を柔らかくする必要が無いし、しないので、
しっかり時間を置いて還元させても比較的安全なんです。

でも、こうやって書くとアルカリ矯正ってなんだか残念な矯正って
思われちゃうかもしれないですが沢山メリットもあるんですよ。

強い癖毛をスパッと伸ばすのはアルカリ矯正のほうが得意だし、
キューティクルを開く分、
サイズの大きなトリートメント成分を髪の中に入れる事が出来ます。

↓↓↓↓↓↓↓↓
続きは次のプラグへ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?