【2020.08.10】たまにはラーメンのお話でもいかがですか?(都内編)
世の中にはいろんなラーメンがあります。
ラーメン大好きな私は、その大好きなラーメンも紹介していきたいなと、ふと思いまして。
とりあえず今回はその中でも、都内にフォーカスして取り上げたいと思います。
いつも通りゆるゆると書き連ねていくので、ゆるゆるとご覧になってください。
※筆者がどうしようもない馬鹿で、noteのネタとして撮ってるわけじゃない為お店の写真を撮り忘れてる奴もあるのでご容赦ください
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①noodles(JR町田駅/小田急町田駅)
JR町田駅から歩いて、ドンキホーテの真向かい、小さな路地を抜けた先にある小さなお店。
女性でも一人で入れそうなくらいラーメン屋さんとは思えない綺麗さで、とにかくおしゃれ。
中には店主と思しき優しいおじさんと、その奥さん?、娘さん??の三人で回してる。
皆さん凄く優しくて、二度目の来店時にはもう顔を覚えられてたのに驚いた。
外には常に行列が出来ており、行列がない時は休んでるのかな?ってついつい思ってしまう。
中に入るとカウンターが8席くらいあって左手の券売機にて商品を購入する。
この辺は普通のラーメン屋だ。
特殊なのはここから。
noodlesでは所謂ながら食いは禁止
テーブルにも日本語と英語でスマートフォン見ながら食事しないでくださいと禁じている。
私も恐る恐る、「写真を撮ってもよろしいでしょうか?」と許可を伺うと
なんとあっさりOK
回転を意識するために、食事の時間が間延びして欲しくないための対策のようだ。
そんなこんなで撮ったのがこの一杯。
もうね写真だけでわかる
これはうまい
スープを一口。とろとろのマイルドなお出汁の奥に魚のパンチがやってきてそれはたまらない一口。
海苔もきっと良い海苔なんですね、磯の香りが口で広がってまたたまらない、スープの絡みも抜群に良い。
メンマも熱々でシャキシャキした食感を楽しめる。最近メンマ冷たいまま出すとこ多くて寂しいよね。
チャーシューはホロホロ溶けてバラの脂がスープに合ってまーたたまらない。
肝心の麺は中太ストレートと言ったところだろうか、小麦をしっかり感じさせる良い麺でプツップツッっと切れるあの快感ですよ。ええ。
ここの小丼で塩チャーシュー丼がまたたまらなくうまい!4杯くらい食べられる!!
そんなこんなでここ半年行ったラーメンで一番おいしいと私は感じました。
②鮎ラーメン(東急大井町線二子玉川駅)
偶然に偶然が重なりなぜか二子玉川に行く予定ができた。
お昼ご飯かあ、そう思いながらおもむろにケータイで調べる。今の時代は素晴らしい、なんでも調べられる。
二子玉川 ラーメン まで入れた時
検索エンジンに出てきた謎の言葉「鮎」
意味がわからなかった。
全くもって意味がわからなかった。
鮎のラーメンなのか鮎というラーメン屋の名前なのか
幸いにも駅からそんなに遠くなかったので行って確かめてみることにした。
鮎だ!!間違いなく鮎だった!!そして提灯に書かれた「鮎ラーメン」の文字。
まあまあ並んでたが、何も迷うことなくここに入ることに決めた。
もう頭はパニック寸前だった。
正直、川魚がラーメンとして成り立つわけないってずっとそういう雑念が取り払えなかった。
川魚独特の生臭さが払えるわけがないと、それは塩焼きはうまくてもラーメンには合わないだろうと。
だから並んだのだろう、その仮説を立証するために。
夏限定のメニューしかなかったのか、メニュー表がどこにあるかわからなかっただけなのか、私はチョークで書かれたメニューを指差して注文した。
一言だけ言わせてくれ。
お洒落すぎる!!!
なんだこの竹筒、なんだこの清涼感、なんだこのよくわからない急須、赤かぶの漬物、、、、
若い女の定員さんが丁寧に説明してくれた。
「竹筒の中は鮎の煮凝りで作った出汁です。」
??"g_ptca&b@ghsog?s?gpsvg/j'??
あゆのにこごり???
まずはその煮凝りの香りを確認する。
鮎だ!!!!
麺が冷たい!煮凝りも冷たい!清涼感がすごい!!
一瞬で二子玉川ではなくまるで奥多摩の渓流にいる気分になった。
うまい!うまい!!
煮凝りが減ってきたら急須の登場。
鮎のお出汁が入っててそれを入れて嵩増しするとまたうまい!!急須の中のお出汁も冷たい!!これは渓流食い。
取り乱した。。渓流食いってなんやねん。
とにかくそう言った衝撃がバシバシ飛んできた。
何より直前まで所詮川魚、絶対生臭いとか思ってた俺が本当に情けない。
そんなもん出すわけないじゃないか!(手のひら12000rpm/min)
鮎の干物もまたたまらなくうまい。ラーメンすすって干物かじって。
ああうまい!
ご飯????
私は今日までご飯とラーメンというのが嫌いだった。
ラーメンでご飯食うとかわけわからなかった。
大変すみませんでした。
めちゃくちゃ旨かったです。ええ。
残った煮凝りとお出汁をご飯にかけてかきこむまるで冷や麦。
鮎の干物も少し残してガシャガシャ混ぜるとまたたまらなくうまい。
さっきが一番って言ったけど、確かに一番だけど、こっちは一番驚いたものだった。
③麺屋 翔みなと(丸の内線西新宿駅)
西新宿駅から歩いてちょっと、野村ビルの地下にそのお店はある。
美味しそうなお店が並ぶ中唐突に現れるカウンター席
木目と白でシンプルに誂えた店の雰囲気は西新宿らしいです
(画像無いのでネットで拾ってきました許してください)
麺屋 翔自体は新宿にもあってこれは分店って扱いなのかな?
新宿店はいったことあって、珍しい魚介の美味しいラーメンをいただきました。
私は先の鮎ラーメンでわかったと思うのですが偏見まみれのつまらない人間です。
ですから当然思いましたよ
「オフィスビルの中にあるラーメンなんて有名店でも所詮は大したことない。」って
もう先に言います。すみませんでした。
私が食べたのは限定の鯛とノドグロ出汁のラーメン。
もうね、すっごい魚介なのよ(急なオネエ声)
口にした瞬間広がる鯛の上品な香りと口触り。
鯛って釣り人に言わせると当たり前に釣れるらしくてたいして珍しくないって聞きますけど、出汁にすると本物ですよねえ。
鯛うめえ。
麺も小麦がしっかり主張してて
あー!ラーメン食ってるわー俺ラーメン食ってますわーって胃袋が叫ぶ。
いやー、美味しいんですねえその割にはあんまり人入ってないんですよねえ。
ちょっとサラリーマンには高いんですよねえ(というより周りの店が安すぎる)
そんな西新宿ランチ編はまた今度って事で笑
ただ一個だけ言うと、食べ進めると鯛の香りが飛んでしまったのがもったいなかった!これ最後まで続いたら感動のフィナーレが待ってる。
④らーめん 鴨to葱(JR上野駅/銀座線上野駅)
アメ横のお陰で、もともとらーめん、焼き鳥、ケバブ、海鮮丼と食事の選択肢がやけに広い上野のニュースタンダード
ぶっちゃけめっちゃ並びます。
めっっっっっっちゃ並びます。
(画像はネットでry)
鴨??ネギ??蕎麦??
これはね、らーめんです、正真正銘らーめんなんです。
店に入るとカウンターが奥まで広がっており、カウンターはなんと畳で出来てる!!!
メンテ大変そうねえ。
価格はちょっと高いなー流石鴨。って思ってたらなんと二種類の葱トッピングサービスとな。
言いたいことあるんです。
鴨がネギ背負って来やがった!!!!
ええ。
贅沢なまでに並ぶ鴨
スープは鴨の出汁がしっかり出ててクセが強すぎずあっさりしててたまらない。
店の雰囲気も女性が一人で来ても問題ない雰囲気。
私の実家はですね、年賀のお節料理に必ず鴨出汁のお雑煮が出るんですよ。
ここはそれを思い出させてくれる良いお出汁で葱が食欲を加速させてくれるんですよね。
鴨も柔らかくてとても美味しい。
脂がとても優しいのが鴨のいいところですよねー。
東京在住の人は行ったことあると思うんで、東京に遊びに来た人。
この店は是非新幹線乗る前にでも食べてくださいな。
またこのらーめん食べたくて東京来ちゃいますよ?
⑤ 珉亭(小田急下北沢/京王下北沢)
本日最後のご紹介になります。
なんとこのお店ロックンローラー垂涎のお店なんです。
the blue hearts
the high-lows
ザ クロマニヨンズ
3つのビッグバンドのボーカルとして名高い甲本ヒロトさんがバイトしてたお店なんですよね
もうね、大ファンなのでそれだけで東京最強って言いたいんですがちゃんと続けますね笑
なんとも歴史ある雰囲気のこの店
店頭には昔懐かしい再現度が低い食品サンプルがあって、どこか田舎を思い出したくなるような雰囲気ですね。
中に入るとこれまた年季が入ったテーブルと椅子。
ラーメン屋はやはり赤のカウンターですよね。
正直潔癖気味な人は行かない方が良いですが、味は本物。
まずは先付けのキムチみたいなやつ(名前忘れちゃった)
これが尋常じゃなくうまい。辛そうな見た目だが全然そんなことなくて本当に無限白菜タイム入ります。
おかわりしたいです(メニューには有料であります)
いやー、うめーわなんだこれって思ってたら出てきましたよ大本命が
ザ シンプル
それ以外の言葉は野暮ですよ
これぞ支那そば、これぞ中華そば
今のラーメンは何でもかんでもこだわりすぎて迷走してるお店が多々ある中
こう言ったシンプルさは貴重です。
口の中で広がる安心感
きっとNARUTOで主人公のナルトが愛してやまない『一楽』もこんな感じだったんでしょうか
藤子不二雄先生のラーメン大好き小池さんも垂涎の一杯(中華料理 松葉がモデルらしいですけど)
そしてこの店のもう一つの看板
この赤いチャーハンですよ。
多分柴漬けが入ってるんでその赤だと思うんですけどね。
これもたまらなくうまい。
一口食べて、ラーメンのスープを口に含んだらそこは夢の世界ですよ。
日々に疲れて心落ち着かせたかったらここに来ましょう。
忘れてたものがきっと見つかりますよ。
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さて、どうでしたか?
今回は5店舗ほどご紹介させて頂きましたが、読んでくれた皆様に少しでも共感や有意義な情報となったら幸いです。
次は関東近郊編でもやりたいですね。
ではまた、グルメ家の皆さん、らーめん好きの皆さん、どこかでお会いしましょう。