オッドタクシー考察-Next
おはようございます。
オッドタクシー見返しました。いやあ、おもしろい。
それはさて置き。気づいたところがあります。
どうして、登場する主要キャラの女性が総じて犯罪に加担しているか、怪しい立ち位置に設定されたのか。
オッドタクシーは現実に沿ったsnsのトラブルや嫉妬や恨みが根元にキャラが動きます。
それをストレートにアニメや漫画にしてしまうと公開して販売できないため、動物に見立ててマイルドに完成させたわけでしょう。
拳銃の所持や乱発、薬物の転売、殺人、美人局などのシーンは特にそれにあたります。
殺人の隠蔽というシーンを描けたのはキャラが動物だからです。
これがまどマギ程のボヤかしでは放送できません。
リアルで女性が抱える借金や貧困、競争などはオッドタクシーに見るような側面もあるのではないかと想像します。
作品はたった1人の原作者で完成させたりはしないので、多くの意見があってそんな様子にできたのではないかと思います。
ミステリーキッスにおける醜悪な集団関係、お金に困った白川さんの借金と裏組織とのつながり。
自身がお姫様になるために手段を選ばない女性の腹の底。
向精神薬を窃盗し転売。拳銃を携帯するような男性につけ込まれる女性。
それぞれの生きる難しさを描いたところに人気を博した理由があるのでしょう。
ちなみに、この物語で最終的に"金銭に限定して"もっとも豊かさを一時的にでも手に入れるのは小戸川さんです。
ストレス耐性がもっとも強かったためか、災難にも多く見舞われた彼がどうなったと消費者に印象つけたかったのか。
あなたはどう感じましたか?