田舎の決断。卑屈になって恨みの中で暮らすか、悪魔に魂を売るか。
こんにちは。
田舎というのは金銭がありません。
映画"君の名は"のワンシーンに新しくできたカフェの話を聞いてついて行ったら、新しく設置された自販機だった。
というシーンがあります。
金銭の循環が乏しい地域には、作っても儲けが出ないからと企業が出店をしません。
コストコやスタバなどは顕著で、人類よりも野生のサルやシカのが多い地域に出店はしないでしょう。
それはさておき。
そうすると、卑屈になって恨みあって嫌がらせの渦の中で暮らすか、ジョーカーを使って悪魔に魂を売って暮らすかの選択肢が出現します。
雪国は主に陰湿で嫌がらせの文化です。
そのなかで福島は悪魔に魂を売った、かつハズレクジを引いてしまいました。
東北の様々な都市で、都市の大きさに見合わず観光地が溢れているのは福島県です。
原子力発電所を誘致したおかげで、街が潤ったのでしょう。
これが例えば山形や岩手に行くと厳しい寒さと生活の苦しさで、生き残るのはイオンや地域のスーパー、あとは役所まわりの機関くらいです。
東北の自殺率は世界でも圧倒的なレベルにあり、精神を病みたくないと感じた方は逃げ出すようなところです。
僻み、いじめ、嫌がらせ。フルコンボです。
それが悔しいからと、原発を誘致して産業を作ったつもりが、未来を失うという大きすぎるツケを福島は引き受けました。
三陸には宮城にもあり、女川が爆発したら仙台も同じような命運だったと結果的に言い伝えられるかもしれません。
原発がなくても豊かには生きていける。
そう信じて、ホールドし続けた自治体は物騒なことはなく存続し続けているのでしょう。
福島に原発を誘致した、地元民はきっと苦しく寂しい。
まわりの自治体が、条件付きではない心の豊かさや繁栄を大切にしたのに、自身はそれが信じきれず貧乏くじを引いてしまったのだから。
私の地域にはどうせ何もないよ。と卑屈にならなければ。平凡で尊い日々が続いていたかもしれないのに。
たしかに黒塗りの大きなUSVは便利で魅力的かもしれない。
貧しいと同情を欲しがる方は、裏を覗くと派手な暮らしをしている。
清純を売りにしているあの女性は、風俗で働いている。
中身のない商品は、テレビのパワーを使っても東北のコメや野菜に勝てない。
本来はそうなのだ。
ビタミンカプセルを買う必要はない。あなたがもし宮崎や山形に住んでいるのなら、どうしてそれを求め続けるのだろうか。
心の豊かさがあれば、物質にすがる必要は皆無だ。
大谷は規格外だが、イチローは凡才な庶民だ。
だから、スタジアムに何よりも早く出向き準備をする。
人間的にも愛されているサッカーの加地亮も同様に何よりも早く練習場に行っていた。
彼らは心が豊かだ。道具に頼ったり真っ先に誤魔化したりはしない。
だから、連続した結果を出し続けた。
誤魔化したり、楽をすることを真っ先に試みてどうする。苦労は美徳ではない。
あなたは、実は知っている。
あなた自身の心を訪れてみてほしい。
さいなら。