抗いたい
幼稚園から、小学校〜中学校〜高校まで、
学生生活はフル皆勤賞だったワタシは、
風邪をひいても、発熱しない子だった。
保健室でお世話になるのは、「怪我をした時」くらい。
外で走り回っているタイプの学生だったので、
よく転んで怪我をしていた。
嘘がバレて怒られるのが怖くて、仮病を使うことは1度もなかった。
そんなワタシも社会人になり、
5年が経つころから、少しずつ体にも変化が訪れた。
ここ2年ほど、体調を崩すと、発熱するようになった。
今のご時世発熱すると、コロナを疑うので直ぐに検査するようにしているが、一度も「陽性」と診断されたことはない。
医者の先生にも「ただの風邪ね」と言われることがほとんどだった。
6月中、1週間ほど体調を崩していた。
気圧の変化を著しく察知する気象病を持っているため、
はじめは「いつものやつね」と思っていたが、
発熱した時に「気象病ではない」と察知した。
少し話は逸れるが、ワタシは、邦楽ロックが大好きで、
少なくとも月に1回はライブハウスにライブを見に行っている。
よく聞く音楽は、少し激し目のロックミュージックが基本で、
6月の体調不良の症状が出た時も、2日前に2日連続でライブハウスにライブを見に行っていた。
ワタシが見に行くのは、
界隈の方ならご存知かと思われる、
ヘドバンやモッシュ、ダイブ、サークルが
盛んに行われるようなアーティストばかり。
先日参加したライブのアーティストの1組は、
上記のような楽しみ方が主流のアーティストだった。
体調不良で寝込んでいる間に、
母から言われた言葉がある。
「ライブ疲れやない?若くないんやから、楽しみ方をわきまえないと」
その一言にワタシは、「まだ27歳ですけど?」と思った。
若作りをしたいわけでは全くない。
ただ、
「まだ27歳やのに、自分のやりたいように楽しむことがだめなのか?」
そう思った。
「気持ちはまだ18歳。」
すごく簡単にいえばそう言うことかもしれないが、
人生100年時代と言われている中で、まだ27歳。
3割にも満たしていないなかで、
もう自分の楽しみ方を変えないといけないのか。
「年齢のせいにしたくない」そう強くおもった。
この話は、ライブだけではないと思う。
仕事や趣味なども自分のやりたいこと全部に言えると思っている。
「もう社会人だから〜」「アラサーだから〜」ということを理由に、
自分のやりたいことを犠牲にして、我慢する必要はあるのだろうか。
いくら自由に。といっても、
最低限のモラル/マナーはわきまえた上での話。
なんでもいいってわけではないことも十分に理解しているつもり。
「年齢」って、1番使いやすい言い訳かもしれない。
「年齢のせい」にして、
やりたいことをしなかったり、挑戦をしなかったり。
「年齢のせい」でしない。 ではなく、
「今の年齢でも自分のやりたいことをやるようにどうするか」を
考えれるようになりたいとおもった。
まだ、自分のやりたいことのために
ワタシは、年齢に「抗いたい」。
今回の体調不良の原因が何だったのかはいまだにわかっていないが、
少なくとも「ライブ疲れ」ではないと信じている。
私のやりたいことの一つは、たくさんライブに行くこと。
これから来る夏フェスに行くために、体力とスタミナをつけようと思う。
まずは、筋トレかな。
今年も夏フェスが楽しみだ。