JD Rucker氏とMike Adams氏の対談抄訳 (JD Rucker from NOQreport interviewed by Mike Adams: Ukraine, Biden, economic collapse and END TIMES)

<このウェビナーで話されていること>

 ・ドル体制の崩壊の可能性

・既存の通貨システムの崩壊に備えて物理的・フィナンシャル的に備えるべきこと

・なぜ人類の絶滅作戦ともいうべき政策が進行中なのか

Q世界の果てに我々が追い詰められているように思えることについて

Aウクライナにアメリカの資金で建てられたバイオ・ラボが存在するということは政府の公式記録にも残っており、古くはレーガン政権時代に遡るものもある。そういったものの存在を正当化しようとする人もいて、病原体を持っていることを責められた際には自衛用だと説明するだろう。ただ、実際には実験をしているのである。

 Q石油決済に下支えされたドル体制の崩壊について

Aサウジアラビアは中国が中国元で石油代金の決済をすることを認めようとしていることを話している。そうすれば他の国も自国建ての通貨で石油代金の決済をするという道が開かれるかもしれない。そうなればドルは無価値化するだろう。何百万ドル銀行に預金があってもパン一切れしか買えないようになるかもしれない。これはグローバルエリートがやろうとしてきたことであり、アメリカの同盟国であるはずのサウジアラビアがこのようなことを話しているということは全ての動きが始まっているということを表している。ロシアをSWIFTシツテムから外すことで西側諸国はその流れを加速しつつあるように思う。ロシアをSWIFTから外すことはその他の全ての国に対して「SWIFTを使うな、中国の決済システムであるCIPSシステムを使え」と言ってるようなもので、これは「経済的な死のカルト」と呼ぶべきものであろう。

 

Qいつドルの崩壊は起こるだろうか

A三つのシナリオを考えている。

1.1年以内に起こってもおかしくない。ある朝起きたらすべてがなくなっていて、略奪が始まる可能性がある。

2. 2026年をターゲットイヤーとしたアジェンダ2030に関連した可能性。

3.我々はこの問題を克服する。私に出来るのはシステムに屈することはせず、神、そして人類の側に立って死ぬまでこういったことと戦い続けることである。

Qドルの崩壊の可能性に際してどのようにリスク回避をしようとしているか

A私が準備をするために始めたのが遅かったのでそういった人向けの指南書を書いているところである。土地を買って家庭菜園でもできたら良いが、高くて買えないので小型の2本目のアボカドの木を買ったところである。1日に1ガロンの水が必要だということで家に100ガロンの水をためている。またフリーズドライフードもストックしている。

 Q経済的な面での準備について、日々の生活の支払いのためにある程度は流動性のある現金のようなものを持つ必要があると思うが、それ以外について。

A所有のオーナーシップを持つために、金と銀がとても大事である。過去に他の国に起きた食料と引き換えに土地を手放すようにということがアメリカでも起こらないとは限らない。武器や赤ちゃんのおしりふき(様々な目的に使用することができるので)、米などバーターできるようなものをもっておくとよい。銀についてはコインでは裕福な感じを醸し出してしまうので、コインではなくアクセサリーやジュエリーのようなものの方が、「最後に手元に残ったものを差し出している」と言う貧しさ感が出るので良いということを聞いている。

 Q今、何をしたほうがいいか。

A:アルゼンチンが大豆製品の輸出を止めるとアナウンスした。もし肥料が足りなくなれば、それは食料システム全体の崩壊につながる。穀物が足りないのであれば肉を食べればよいと考える人もいるかもしれないが、家畜を育てるのには飼料として穀物が必要である。

 Q:官僚たちはグローバルなサプライチェーンシステムの複雑さを理解していないように思う。ロシアを罰しようとしていたところ、他国の人を飢えさせるということにもなりかねない。官僚はそういったことを考えていないのか。

Aハーバードなど素晴らしい大学を出ている人達が多いかもしれないが、政治家や官僚のほとんどは知的ではない。「自分の頭で物事を考える」というタイプではない。例えば最近のマスクの義務化の撤廃などは世論調査を踏まえてのものだという風に表向きは言われているが、実はそうではなく、そのような指示を受けたからである。官僚の中には傀儡として指示を受けている人もおり、アンソニー・ファウチ氏などは世界経済フォーラムのミドルマネージャーといったところであろう。

 Q人類の絶滅をグローバルエリートが達成しようとする背景について

A少ない人口の方がコントロールしやすいということはあるのだろう。そういったグローバルエリートの代表として世界経済フォーラムがわかりやすいので挙げているが、実はそれとは別の組織、国連やカバル、その他、我々が思っている以上にWHOに権力があるのかもしれないし我々の知らない組織があるのかもしれない。人口が減少すれば温暖化の問題もなくなるだろうが、もっと重要なことは、グレートリセットに代表されるようなネオ・マルキシズムを達成するには立て直し(fix)ではなく一度全てを壊して再生させることが必要だと考えているからだろう。70億人を削減して500万人程度でネオマルキシズム体制を作り上げようとしているのだろう。 


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