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【就活】採用面接の合否は紙一重

朝から10数人の方の採用の面接を行い、人事から3−5名の方を次に進めて下さいと言われた時の話。
①ぜひ入社して欲しい人◯
②水準以上だが人数(3-5名)に制約があるので保留△
③当社には合わない×
もちろんその時にもよるが◯2、△6、×2だいたいこんな比率になる。2人は合格、△の6人から迷いながら3名程度を選ぶ。
要するに合否はかなり紙一重で、面接官との相性でも結果は変わるはず。したがって一つ、一つの選考結果に対してあまり悩まなくてもいいと思う。
ところで、『面接官の反応が良かったのに落ちた。』というようなことがあるのか?おそらく面接官の反応と結果はあまり関係がない。私、いやほとんどの社員はみなさんに同じ態度で接する。それが多くの会社の中から自社を志望してくれた方に対するマナーです。
こんな風に書いてきたが、やはり面接で連戦連勝する人も確かにいる。そういう方の特徴として目立つのは、こちらときちんと対話ができていることだ。

想定される質問に対して事前に準備したことをきちんと答えることはもちろん必要だが、人気企業で内定を勝ち取るには相手の質問の意図をきちんと把握して、今その場で求められる回答を臨機応変にする必要がある。仮に同じ質問をされても、そこまでのやり取りの内容で答え方は多少違ってくるはずだ(もちろん幹の部分は変わらない)。そのためには自己分析や企業分析をしっかりと行って、自分の考え方を整理しておくことが何より大切だと思う。これをやっておけば様々な角度から、どのような質問をされても考えはぶれないものだ。

最後に、就活で成功するために必要なことはなんだろうか?もちろん色々な要素があるがあえて一つだけ挙げるとすれば、
立場や考え方が異なる人と話す機会をたくさん作ることだと思う。特に目上の人と話す場面を増やすことによって、面接で受け答えをするスキルは確実に向上するはずだ。OB訪問を数多くこなすことのメリットはこの点にもある。また普段話さない人と話す場に自分がいるということは、何らかの行動(アポイントのアレンジ等)をした結果である。目的を持ってその実現に向けて行動することは社会人になってからも大切な能力なので、今からそれができる人はどの会社も欲しいと思うはずだ。面倒臭い、恥ずかしい、私も出不精なのでよくわかる。でも実際に行動してみれば意外と大したことがないし、その割に状況は大きく変わると思う。

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