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【就活】面接はこうして乗り切れ

当社の人事担当役員が言うには、こちらが質問した内容に対してきちんと答えが返ってこない学生が目立つとのこと。彼曰く対話ではなく、用意している答えを聞かされている気がするらしい。就活生が面接に望むための心構えについて自分なりの考えをまとめてみた。

面接対策として、企業別の過去問や想定質問に対する答えを用意している人も多いと思う。事前にしっかり準備しておくことは、極度な緊張感の中でも精神的な落ち着きを保つために非常に効果がある。またしっかり準備しているか否かは、貴方が思っている以上に面接官にも伝わるものである。

但し注意しないといけないのは、企業側からみた面接の目的は貴方の答えを聞くためではなく、貴方がどん人なのかを理解することである。例えば同じ質問をされたとしても、前の質問でのやり取りや、相手の反応に応じて話すべき内容は多少異なるはずである。この感覚をきちんと持っておかないと、冒頭の役員が受けたような印象を相手に与えてしまうかもしれない。

想定質問に対して準備することは大切だと思うが、100問100答でマニュアル化するだけでなく、貴方がどういう人なのかを伝えることをより意識した方がよいと思う。

採用活動の手伝いをした時に就活生のESや注意事項と合わせて、質問の例として下記のようなメモをもらった。見ての通り大した内容ではない。これらの質問に対して自分らしさをしっかり伝えつつ、落ち着いて答えていけばよい。役員等は敢えて少し外した質問をしてくる場合があるが、あなたの反応を見ているだけなので仮にきちんと答えられなくてもあまり気にすることはない。

選考の初期段階では選考から漏れないよう、ある程度卒なくこなすことも大切だ。但し最終に近づくにつれて、『選考から漏れないで』はなく『勝ち抜く』ことが必要になる。一部の会社を除けば山場はまだ先なので、たくさん場数を踏んで面接の場で自分をしっかり表現できるようになって欲しいと思う。

質問の例。どれもシンプルなものばかりだ。
【学生時代】
1. 学生時代に力を入れたこと
2. ゼミや専門について
3. リーダーの経験
4. 最も達成感を得た/苦労したこと
【志望動機等】
1. 就活の軸
2. 業界の志望動機
3. 会社の志望動機
4. 会社の課題
5. 10年後のキャリアプラン
6. 会社にどんな貢献ができる
【その他】
1. 長所と短所
2.自己PR
3.最近気になったニュース

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