今、響いた本。
こんばんは!今回は読んだ本の感想と気持ちを記したいと思います。
『主体的に動く‐アカウンタビリティ・マネジメント』
原題:The OZ Principle
4月の研修中におすすめしてもらった本。
5月になってしまった・・けど読了です。
経営者向けの本ではあって、今のペーペーの自分が読んだらどうなるのかなと思っていたけど、ぜんぜん今の自分にぴったりで、
すごくすごく今の心に響いた一冊。
昔から言い訳が得意だった。
それは今でもそうかも。
「わたしのせいじゃない」
「ちゃんとやってた」
「わたしの仕事じゃなかった」
口には出さないけどこういう事をよく思っている自分がいる。
本の中で指摘されて、昔からこういう考え持ってたと改めて実感。
字にされて読んでみると、結構ひどいこと考えてた。
考えないようにしてても、かなりの確率で考えちゃう。
「どうしよう」
「何がいけなかったのかな」
「私がぜんぶ悪かった」
これもよく考えてる。何がいけなかったのか、どうすればよかったのか
これはきちんと内省して、要因の洗い出しに必要だけど、
これしか考えてないのはただ、過去をみてるだけ。
しかも、要因を見つけて私が悪かったんだ、で終了しちゃう。
それだと何も解決しないし、前に進んでいけない。
何か問題が起こった時とか、成果が出ない時とか、いろいろな場面で
じゃあ今、自分ができる事は何?
そう考える人になるといい。いや、ならないといけない。
勝手な解釈だけど、私が本から受け取ったと感じている
メッセージ。
『犯人探しをしない』
『他にに何ができるか考える』
『自分の力の及ばないこと、出来ることは切り離して考える』
一部抜粋。もっと多くの言葉があったけど、特に自分の心に深く入ってきたことばだけ書き出してみた。
「誰のせいでこうなった?」
「何が悪かったんだろう、どうすればよかったのかな」
「そんな事は変えられないし、どうしようもないじゃん」
自分の言葉にしてみるとこんな感じ。
何かが起こった時、誰のせいでもないし、
同じ場にいたとしたら、もはや自分の責任でもある。
何が悪かったのか、過去を嘆いても自分に甘えてるだけだし、
変えられなかったことを嘆くのも誰かに慰めて欲しいだけ。
自分の責ではないと言われないようにする布石だったり。
ああ、自分って結構汚かった。いざアウトプットすると結構ひどい。
ラインの上にいこう。
本によれば、汚かった自分のような位置はラインの下になるみたい。
ラインの上にいる、常に上にいる人でありたい。
まだラインの下だけど、下にいると分かった今、上にいくしかない。
無知の知みたいな。それだけで一旦大きな収穫でした。
がんばります。
ぐさぐさと刺されるような気持ちだったけど、
本当に今読んで良かった一冊なので、おすすめです。