淡々と
淡々と たんたんと
流れていけばいいのだと思う
どこにたどり着くのか
考えて 狭めることなく
はじまりだけ
少し怖い
何度も振り返る
流れの不確かさに
滝の落差に耐えきれずに
途中で岸へ手を伸ばそうと
流れをやめようとする
それでも
淡々と たんたんと
流れていけばいいのだ
はじまりの水源も
やがて行き着く河口も
ただ ずっと同じ、「河(かわ)」
ずっと同じ 流れ
海を胸に抱きながら
その先は 世界に委ねる
今ここにあるのは、ただ
美しく 流れゆくもの
中学校の卒業式で歌った
筑後川の「河口」という合唱曲が、とても好きで
まだずっと覚えています。
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