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morelight

煙が肺を1周した 真っ白な
ため息に見惚れて
眠れない淵を 悪あがきしてる
真面目じゃなくてもういいんだって
これまでの可愛いさに呆れて
おやすみ。僕の好きなとこ

忘れやしないよ 胸は痛いから
ボカして進むさ 穴の分だけ
壊れてただいま。何しようかな
昨日の僕が 暮らしていた部屋

明日が怖くて眠れないんだ
いつでも見ていた そのヒカリは
失くして失くして 強くなっても
弱くていいから 触っていたかった

愛想よく笑ってる
共有したい不快感は二の次
それでも 今日が来てしまうから
スキップしたって 白線に沿って歩いたって
まぎれやしないんで
夕方の空 見てるくらいがいいんだ

パスしてラクして 逃げれないさ
いつでも見ていた そのヒカリは
僕らの未来を 願っていた
強く手にしたら 消えてしまうかもな

誰かのせいにしたいね
誰のせいにもできないね
夢から覚めたし 毎晩
時間を無駄に過ごしてる
言葉は枯れてしまうね
もらえるものならもらうぜ
2ミリくらいは
自分を動かしていけるんなら

いつかはわからない この終わりを
いつまでも照らす そのヒカリが
怖くて怖くて 眠れないんだ
終わることなく その先へ行けないか?

written by kazuya nagao

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