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ハートの在りかのお話し

久しくですがnoteを長文で更新します。

早いものでバンドマンからYouTubeとボカロの男になって3年以上経ちました。

あの頃見えなかったものを段々言葉におとすことができるようになったのでセルフ楽曲解説まぜて綴りたいと思います。


まずはボカロ曲のこれです。

ハートの在りか/小春六花


https://www.nicovideo.jp/watch/sm41846944?ref=nicoiphone_other

第一回ボカロオルタナティブ祭に投稿してその後色んな方に聴いてもらえるようになったきっかけの楽曲です。

オルタナティブということから手をつけたので少し暗くて、ハードロック的なイナタイ感じ、それでいてポップなものを作りたいなと思って完成しました。


苔氏さんとB,Fさん、ぴちさんとジヲさんの放送にも取り上げてもらったり瞬間風速ですがオルタナ祭ランキング1位も頂けました。初めての冠。くそ嬉しかったです。

生放送ではスマパンっぽい、やスピッツのやるオルタナみたいな感じ、という流れるコメント(記憶あいまいですが)いただけて素直に嬉しかったし、スマパン好きなのを感じてもらいたかったので伝わったことにガッツポーズしました。聴いてくれた方々ほんとにありがとうございます。


さて、僕といえば歌詞とメロディをとにかく大事にして曲作るスタイルなのでここらでその辺いきます。

歌詞

ジーンズの穴を刺した
2月の風に
動じてしまうヤワなスタイルの
オシャレはしていない

過ぎた流行りは価値を
うやむやにされて
ワゴンの中に並んだ
宝の山

前髪のスキマ、見定めてる
残りカスの自由
意味もなく
歌は流れてた

泣いてるヒマないや
手に降る悲しみが
薄れる夜明けは
爆音のギターで飛び跳ねる
It's like to be  rockstar
歓声が聞こえる
ドバドバ流れた想像が
頭 突き破る


0時のカナリア達が
毒を吸い込んだ肺で
一粒の彗星みたいな
美しい 声で鳴いてた
泥沼の中

ギターソロ


溺愛された子供のままで
時計が止まっていた
キリのない
遊びをワタシとしよう

Don't cry 絵に描いた
夢ビリビリに破け
逆さまにつるされた
タロットカードが微笑んでも

it's like to be rockstar
ドクロと求愛のダンス
サバンナを駆けてく猛獣のように
あるべきあなたのシルエット
魅せて

〜〜〜


世代の違いはあれど必ずみんなが通る思春期をテーマにしました。

ちょっと背伸びしたりカッコつけたり。
そういう部分を歌詞からじわりと感じてもらいたくていつもよりキザな言葉もわざと選びました。

その中で、今の経過した自分がまだそれを捨ててないし、あれがニセモノだったかとゆうとそんなことないよ。素晴らしいよ。というメッセージを綴ってます。

冒頭、ジーンズの穴を刺した二月の風とかは
高校時代に誰かから聞いた

"おしゃれは薄着っ!!"

というパワーワードと当時カートから生まれたグランジファッションの尖りを表現しました。

サビ前B
前髪のスキマ〜は
学生の時曲を漁りにブックオフやTSUTAYAに通って250円くらいで売られている名盤に、こんな良い曲でも時の流れでここに来てしまうんだ。と思ってたこと。
またハンターの目で値付け間違いしたお宝がいるのでは?と一心不乱にケースをパタパタめくってたことを書きました笑

残りカスの自由は、あえてワゴンセールを汚い言葉にして
意味もなく歌は〜で店内放送の流行歌を表してます。

サビ
泣いてるヒマ〜はむしろ嘆いてるヒマはない。です。
現代に自分の理想がみつからないなら作ろうというポジティブな姿勢ですね。

これは未だに変わらず
自分の唄は自分が誰かに作って欲しかった唄というのが根底にあります。また自分以外がこんな曲作ってきたら嫌だなぁ。めっちゃいいやん。ってなりたいのも原動力です。


つまり僕は自分の曲が死ぬほど好きです笑笑


で、ままなんやかんやあり..


最後にサバンナを駆けてく猛獣〜辺りは
ライブとかになると感じるバンドマンの覇気ですかね。これが俺なんだ!
という攻撃表示と圧倒される強さ。

それを今のあなたに見せて欲しいんだよ。っていうことを伝えて締めくくる形になります。


要約すると、思春期に持っていた無敵の自分を取り戻したいということで
タイトルも"ハートの在りか"
という感じになりました。

さて長くなりましたが吐き出せてちょっとスッキリしました。


自由に想像する余地を奪いそうでずっとやらなかった曲説も今始めたのはもっと沢山の人に聴いてもらいたい...!アリーナ埋めたい...!笑
みたいな欲求が僕にもあったからです。

もし想像で聴くほうが楽しかった方は害してしまってすみません。

僕から伝えれることは
amaliでもASHIMOでも僕の作る曲は
聴いてくれた人が主人公です。
思い出やその人の中にあったものが棚から出てきた昔ハマってたもののように、ちょっと夢中になるきっかけでありたいということです。

以上

また思いたったら書きます。

KAZUYA 又の名をASHIMO


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