誇りを持って生きよう

2年ぶりにnoteを書く
この2年、本当に色々あった。

アトツギとしての自分の未熟を感じる日々。
結婚して、相手が喜びそうな言動をして結局中途半端で、妻も家族も傷つけて、人として最低だと感じる日々。

楽しいこともいっぱいあったけど、苦しいことがありすぎて、もはや楽しかったことも思い出せないそんな日々を悶々と過ごして。

最近は自分の不甲斐なさに心底絶望して、親からも兄からも「頼むから幸せに生きてくれ」と言われ、
何か少しでも変えなきゃって、焦って、でも何から始めていいかも分からなくて、

「自分のやりたいことってなんだ?」「自分の芯ってなんだ?」て考えても、どれもピンとこなくて


この数週間は特に親や兄にすごく助けられた
あまり泣いた姿を見せたことがない兄を泣かせてしまうほど自分が馬鹿なことをしてるんだと、
もっと我儘を言っていいんだと、
もっと好きに生きていいんだと、

もっと早く気づいていれば、て思うことが特にここ半年でたくさんあったけど、いま立ち上がったって遅くはない。
あの筋肉ライオンだっていつも言ってる
「今日が一番若い日です」って

昔は「父ちゃん」「母ちゃん」「にいちゃん」「◯◯にいちゃん」て呼んでた
いつからそう呼ぶのに抵抗を感じるようになったんだろう

いい歳こいていつまで思春期を拗らせてんだ、て自分を笑ってやろう

呑気に眠る横で、涙を流しながらこんな独り言を書いてる自分も笑い話にしてやろう

別に関係を終わらせる決意をしにきたわけじゃない
愚痴を言いに来たわけでもない
自分を曝け出す決意をしにきたんだ

こんなことまだ知り合いにも口に出せない思春期拗らせ野郎が、でも本当に誰でもいいから聞いて欲しかった

文章力もへったくれもないこんな言葉を読んでくれる気まぐれな人がいるなんて思ってもいない
別に読んで欲しくて書いてるわけじゃない

どうしていいか分からず取り敢えず読んでみた「自分の中に毒を持て」の中で、

『人間は誰もが未熟なんだ。自分が未熟すぎて心配だなどというのは甘えだし、それは未熟ということをマイナスに考えている証拠だ。  ぼくに言わせれば、弱い人間とか未熟な人間のほうが、はるかにふくれあがる可能性を持っている。』

『ほんとうに生きるということは、いつも自分は未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ。それを忘れちゃいけないと思う。』

『戦闘開始だ。  つまり、自分を大事にしすぎているから、いろいろと思い悩む。そんなに大事にしないで、よしそれなら今度から、好かれなくていいと決心して、自分を投げ出してしまうのだ。  駄目になって結構だと思ってやればいい。最悪の敵は自分自身なんだから。自分をぶっ壊してやるというつもりで。そのくらいの激しさで挑まなければ、今までの自分を破壊して、新しい自分になることはできない。』

とあっていてもたってもいられなくなった。

今まで僕は僕自身と戦ってたつもりだった。
違った。
僕は僕を甘やかしてただけだった。

「こんな状況に陥ったのは自分が未熟だったから」
「未熟でごめん」
「全部僕のせいだ」
ただただ自分の心に自傷行為を繰り返して、自分と戦ってるつもりになって、少しでも状況が解決することを祈ってるだけの腐った鼻垂れ甘ったれ小僧だった。

「自分を大事にして」てのは「自分を甘やかす」のとは違うんだと
「自分のせいにする」のは自分が行動できなかった理由を正当化して蔑ろにする行為だ

「本当に自分のせい」だと思うなら
「人を傷つけて嫌われてたらどうしよう」とか
「関係が壊れて裁判沙汰になったらどうしよう」とか
「みんな我慢してる」とか
「ずっと悪夢を見てるみたい」とか
そんな甘ったれた言い訳でウジウジしてないで、

そんな自分自身の心と対峙して、そんな自分自身が最も闘うべき敵なんだって、破壊してしまう気持ちで取り組まなきゃいけなかった

そんな当たり前がわかってなかった

「分かったからってすぐに行動が出来るわけじゃない」
そんな言い訳する自分も全て敵だ

僕は今まで敵を作ることが嫌だった
母ちゃんや妻が「◯◯さんはわたしの敵」て言ったりしてたのが考えられなかった

僕自身は博愛主義というか、
全ての人に愛をもって接したいと思ってた。

でも愛っていうのは甘やかすのとは違うんだって。
なあなあに流すことは愛とは違うんだって。

本当に愛するなら相手を信じて、時には傷つけてしまう覚悟を持って接すべきなんだ
それは特に自分に対してもそうだ

自傷行為と覚悟を持って傷つけることはまた違う

自分を愛するために覚悟を持とう
人を愛することに覚悟を持とう

甘やかすことは優しさなんかじゃない
言いなりになることは愛なんかじゃない

気づくのが遅すぎたかもしれないけど、今からだって遅くはない
だって人生はまだまだ長いんだ

こんな歳になって、なんて思ってたけどそれも違う
人生のこんな序盤でこんな大事なことに気付けたんだ

親や兄弟や友達に恥ずべきことでもない
だってこんなに大事なことに気付けたんだ

誇りを持って生きていこう

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