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「いつか」とは今

初心者サッカー観戦 その後

8月19日、橿原公苑。
前回は完売で飲めなかった天極堂の葛もちサイダーをこの度初めていただいた。
予想以上に美味しかった。買えてよかった!

日本フットボールリーグ、奈良クラブの観戦もこれでとうとう4回目になる。
うっかりするとこの素人は月に1度のペースで競技場に足を運んでいた事になる。一体何に魅了されたものか、自分でも驚く事態である。
ようやく場内の雰囲気にも慣れて、以前よりリラックスして過ごせるようになってきた。
スタンドにはいろいろな人が観に来ている。当初周りは熱心なファンばかりで、自分だけが浮いてしまうのではないかという不安を抱いていたが、そんなことはなかった。
ゲート付近ではまだ緊張してしまうけれども、座席に落ち着いてしまえばもう平気だ。

スタジアムグルメを楽しむ余裕もできた。
ゲート前にはキッチンカーが並び、美味しそうな食べ物が沢山売られている。
ラーメンも魅力的だったし、試合中はずっとカレーの匂いが漂っていた。
この日は仕事上がりのまま駆けつけてかなり空腹だったため、手早くお腹を満たそうとgoodgoodfoodsさんのクラフトポテトを頂いた。こちらもとても美味しくて、あっという間に食べ切ってしまった。

夜のゲームは臨場感

私が会場に着いた時、試合は既に始まっていた。
お盆休みがあってどうしてもタスクが溜まりがちな8月、週末とはいえ平日夕方からの観戦は正直なところハードルが高かった。
ただ来月の試合は仕事の都合で行けそうになく、それならばとちょっと無理をして行ってみることにした。
結果から言うと、この判断は正しかった。
最大級の「行って良かった」があったからだ。

夜の試合は太鼓の音がないためか、それともこちらの競技場は客席との距離が近いのか、選手達の声が良く聞こえてきた。
緊張感というのだろうか。今夜は絶対に勝つんだという気迫がもうビシビシと伝わってくる。
この雰囲気はまさにライブならではだと思う。
入り口で貰った団扇を握りしめて、いつになく真剣に見入ってしまっていた。こんなに集中して観たのはこの度が初めてだったかも知れない。
鳴り物いっぱいで賑やかな昼の観戦も楽しいが、じっくり観られるナイターも好きかも知れない。

試合結果は開始早々失点があったが、そこから見事な逆転劇があって奈良クラブの勝ち。同時に暫定順位が1位に上がる事となり、大興奮の中帰路に着いた。

乗りかかった船ではないが

6月に初めて奈良クラブを知ってから3ヶ月、うまい具合に機会に恵まれたり、時には夏だから冒険しようと自分を鼓舞しながら、4つのホームゲームを観戦した。
実は負けた試合が1つもないこともその一因か、いつでも大満足して帰っている。
素人という目線で一回一回楽しみながら、見聞きした事をつらつらとnoteに書き連ねてきた。
興味はあるけど敷居が高い、きっかけがなくて行きづらい、と迷っている人のハードルがそれで少しでも下がればいいと思う。
なにせ今は1人でも多くの[観客]が必要とされているからだ。

奈良クラブはJリーグへの昇格まであと少しのところにある。重大な局面を迎えている。叶えるためには残りのホーム5試合で2万人弱もの観客が必要だという。

必要とされているということは、今こそが「行ってみた」の好機だということ。
秋の行楽ついでにちょっと立ち寄ってみるのも良いのではないだろうか。