今しかできない旅をしたい
TABIPPOの「僕が旅人になった日」という本を読んだ。いつか旅に出たい、そう思い始めて早3年。大学を卒業し、流れに身を任せて就職した。今の職場に不満がある訳ではないけれど、「いつかは退職して旅に出たい」とずっと思い続けている。コロナの影響で自分の今後について考える機会も多くなった今、この本を読んで、ずっと行きたいと思いながら先延ばしにしてきた旅をどんなふうに実現したいのか、改めて思った。
この本を読んでいつ、どうやって旅に出ようかという答えを知ろうと思っていたが、読み終わって感じたことは違った。旅の先輩方は本当にいろんな経験をしている。でも何より、経験したことをどのように切り出して振り返るかどうかが旅の醍醐味なんだと、初心者ながらに感じることができた。
私の旅の計画は全く決まっていないけれど、この本の旅人たちのように、今だと思った機会を逃さず飛び込もうと決心できた。そして、人との出会いを大切に、瞬間瞬間の出来事にしっかり向き合えるようになりたい。
この本を通して私の旅の、生き方の目標が見えてきた気がする。