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【脳外科医が解説】-集中力を上げる方法-

こんにちは、脳外科医のあみとです

今回は集中力について脳科学的に考えてみます

物事を考える時、その反対がわかると理解が進むことがあります。
集中力について考えるときh、その反対の状態である注意散漫な状態を考えるとわかりやすいです。
注意散漫が著しくなってしまうと、ADHD(注意欠陥多動性障害)という病気になります。昨今、認知が高まってきており、耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。

コルチゾール過多だったらクッシング症候群になるように、
注意力が散漫な状態というのはADHDが最たる例の一つだと言えます。

では、このADHDの治療には何が使われているのでしょうか。
答えはドーパミンです。具体的には、脳内のドーパミン量をコントロールするような薬剤が使用されます。

ADHDの患者は、ドーパミン量が少ないか、あるいはその受容体の働きが鈍いせいで、ドーパミンが十分に働いていないと考えられています。
そのため脳内のドーパミン量をコントロールすることで、ADHD患者の治療が行われています。

このことから、ドーパミンと注意力、集中力の関係は深いことがわかります。

ただ、普段の集中力を上げたい方に薬の内服を進めているわけではありません。
いかに自然に、脳内のドーパミンの量を増やしていくか、が集中力を上げる鍵になるかという話をしたまでです。

じゃあどうすれば良いかというのはまた今度見ていきましょう



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某大学病院で働く 脳外科医あみと が
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