100の美しいものを記述する試み43
美しい歌2
おおきなくまになったら
について語ってしまったので
ガッタイガーの歌
もいいかなと(^_^;)。
超スーパーカーガッタイガー
って番組のオープニングだったの。
1977年秋から翌年春前まで放映されたスーパーカーもので、マシーンの性能ものだった『マシンハヤブサ』、レーサーとしての成長ものだった『グランプリの鷹』(※)たちと違って、ガッタイガー、その名の通り合体ロボットもののスーパーカーバージョンだったの。
制作会社もいい加減で絵もひどいわ終わったら会社めちゃめちゃになって権利関係も有耶無耶だわ、いいとこなし。
だから再放送もゲーム化も、パチ化だってあり得ないの。
でも歌がめちゃめちゃよくて。
(実はストーリーも私てきには好きで)
だからいまでも鼻歌出るの。
オープニング、
ガッタイガーの歌
は、流麗で、
エンディング、
愛は傷あと
は切なくて。
作り手はどちらも同クルーで、
作詞・馬嶋満さん
作曲・小林亜星さん
編曲・高田弘さん
歌唱・上條恒彦さん
上條さんの歌がいいんだよねー。
彼にはフォークソングの、
出発の歌 -失なわれた時を求めて-
(作詞・及川恒平、作曲・小室等、編曲・木田高介。このときは“上條恒彦+六文銭”名義だった)
もあり、ドラマ主題歌の
だれかが風の中で
(作詞・和田夏十、作曲・小室等。テレビドラマ『木枯し紋次郎』主題歌)
もある。
かつては誰もが知っていた、朗々たる歌声の持ち主だったのです。
そんな歌い手に流麗な歌、切ない歌。
心に残らないわけがないじゃないですか!
ガッタイガーの歌の二番で、主人公は、後ろ姿の母を見かける。
次のフレーズはこうだ。
忘れたいのさ意地なのさ
わーっ!である。
誰かが風の中で では
それでも
おまえは
風の中で
待っている
なのにだよ。
お母さんは敵の一味だから忘れるって言うんですよーーーー
(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
そんなわけでガッタイガーは、とってもとっても切ないのです。
※ おまけ
グランプリの鷹は
確か水木一郎さんで、
最後サビが、
俺は鷹だ
俺は鷹だ
たーかーだー
ってなるの。
私はアンチ巨人なんだけど、
名前オタクだから各球団、
何人かずつは覚えてる。
それでよくこう歌っていた。
俺はたかだ
柴田じゃないぞ
たーかーだー
おそまつ。
それでも地球は回っている