私を育ててくれたもの
よく、
何でも知ってる
みたいに言っていただいていますが、ここまで読んできた漫画家さんたちこそが物知りで、作品世界も広かったのです
手塚治虫さんはもともと医学生でしたし、石森(後に石ノ森)章太郎さんは勉強家だった
少女漫画家さんらもそうです
才媛を絵に書いたような竹宮、萩尾、倉多、樹村みのりさんとかだけでなく
西谷祥子先生
丘けい子先生
わたなべまさこ先生等々々々・・・
ギャングとお嬢さん、オリュンポスは笑う(西谷先生)
アッサムの虎パンザをしとめろ、挑戦(丘先生)
聖ロザリンド、ガラスの城、サ・セ・パリ(わたなべ先生)
等々
ギャングやマフィアの事件に巻き込まれたり、国家間の諜報戦が描かれたり、行ったこともない外国の、上流の生活が垣間見えたり・・・
そんな作品を見せていただいてるうちに、世界は広がり、少なくとも、
知らない世界がたくさんあるのだ
ということを教えていただいたのです
SF作家さんたちも凄かった
取っつきやすいので星新一、テレビドラマ「タイムトラベラー」(要するに「時を駆ける少女」)の原作者としての筒井康隆、私はあんまり読まなかったけど小松左京、安部公房、早世の才気・広瀬正・・・
ここに外国勢が加わる、ハインライン、ブラッドベリ、好きじゃないけどアシモフ、大好きヴァン・ヴォクト、ジョン・ウィンダム、それから・・・
通常の文学読み出すのはずっとずっと後で、かなり長い間、俗なものばかり読んでました
映画、テレビ、アニメ、特撮、主題歌、
おつきあいていどに歌謡曲
だからクラシックと洋楽がごっそり抜けてます
めっちゃ恥ずかしいのです
今はいいですね
何でもスマホで調べられる
私スマホ持って十年です
パソコンもろくに触れません
でもそれらのない時代の先達がみなさん物知りで、自分は恥ずかしいほど無知でした
だから懸命に追っかけて
それでも全然足りないのです