3戦目勝利記念にチラリ。『大船渡163キロ』

高校時代のあの件について、金荒が語っていた体裁の一作がありましたので。
例によって二次創作ですので、どうぞ公式にはご内聞に・・・

大船渡163キロ〔二次創作弱虫ペダル。金荒会話〕

佐々木君。
何で出さなかったって言ってる外野多いみたい。

そいつらタコだ！
俺みたく肩肘だめにして終わる球児がどれくらいいると思ってんだ！

俺もそう思った。
監督偉いよ。
そういう人には応援が必要だ。

俺もそう思う。

俺たちは発信した。
同意の輪がみるみる広がってゆく。
反対意見がさざ波のように引いてゆく。
引いてけ。
俺らはおまえらが楽しむための道具じゃねえ！
ちょっと小気味良さそうにやすともが笑う。
大人は時に残酷だ。
福富の時も、本人は率直にわびてくれたのに、大人は全て押し隠した。
そんな大人ばかりじゃないとは知っているが、黙っていたら、理不尽が通る。
だから俺たちは声を上げる。
小さくても。
弱くても。