5月10日 ベータマックスの、家庭用ビデオテープレコーダ1号機発売
ビデオ戦争
ベータマックスのヒットがもたらした、家庭用VTR市場だった。
BUT、VHSに追いつかれ、追い越された。
その初期段階ではVHSよりも高いシェアを占めていたのに、開発も販売戦略も迷走した。
オーディオ好きはいつまでも、べータマックスの優位性を語りつつ、それでいて購入はVHSだった。
だって使いやすいもん。
VTRの世帯普及率が高まる中で、VHSと業界を二分した熾烈な販売競争~これが「ビデオ戦争」~に敗れ、1984年度を頂点として、べータマックスは販売台数を落としていった。
2002年。
規格主幹のソニー自体も生産を終了。
ソニー製ベータマックスVTRは日本国内で、累計約400万台が購入された。
全世界では累計約1800万台を超えたという。
1984年度の、ビデオカセット出荷台数は約5000万巻。
ソニーは負けるはずがない。
その人たちはそう思っていたろう。
会社も。
でも終焉は来た。
来たのだ。
5月10日 ベータマックスの、家庭用ビデオテープレコーダ1号機発売
1975年。
VHSと共に本格的家庭用規格として大々的に販売されたカセット型ビデオテープレコーダ(VTR)規格。
ソニーが開発。
1号機SL-6300は1975年4月16日に発表され、発売されたのがこの日。
これ以前の家庭用VTR規格はいずれも本格的な普及を見なかったそうだが、友人宅には既にあった記憶。
彼女、お嬢様だったからなあ。
お父様が新しもの好きだったそうです。
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