125といえば


人生125才説。
大隈重信が唱えていたという、

人間の寿命に関する見解

のことだそうだ。
大隈翁が創設しただけあって、早稲田大学では、

125

という数字が特別視されているのだそうだ。

例えば早稲田大学のシンボル的な建築物である大隈講堂は、

高さが125尺(約38メートル)

だそうで。

1963年~翁の生誕125周年~

と、

2007年~東京専門学校として創立されてから125周年~

に、記念式典を挙行したという。
早稲田大学の構内には、

「Uni.Shop&Cafe125」

とか

125記念室

という場所もあるらしい。
2008年度から施行されている

早稲田大学の中長期計画

の名前まで、

Waseda Next 125

だそうだが、翁ご本人は八十三才で身罷られている。
朝五時起床、夜九時就寝、晩年は大好きだった酒や煙草を断つ等、日々努めた結果であり、当時の日本人の平均寿命と比して長寿だったけれど、没年齢百二十五才ではなかった理由を、ご本人は、

吾輩が人生125才説をもう三十年早く理解していたら…

と言っていたという。


ちなみに…


2016年、合衆国のある医科大学の研究チームは、

世界四十ヶ国、過去最大百年間分の人間の死亡に関するデータ

を分析し、

人間の平均寿命は最大で115才、
個人の絶対的な最長寿命は125才

であるという研究結果をイギリスの著名な学術雑誌『ネイチャー』に発表したそうだが、これによると、

人間が125才まで生きる確率

一万分の一未満

だそうだ。
これまでに確かな年齢記録が残っている人物の中で最長寿記録は、

ジャンヌ・カルマン(1997年老衰死。122才164日。“122”の項ご参照を(笑))

であり、確かな記録のある125才以上人は、今のところ確認されていない上、カルマンの記録で既に

信憑性を疑問視

する声さえあるという。


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