ちょっと裏話。詩が生まれた経緯〔ダウンロード可能期間は終わっております。ご了承くださいませ〕


誰かが…


誰かがあなたをみている

つらいとき
悲しいとき
苦しいとき
せつないとき
この世で自分はただ一艘の小舟だと思うとき


実は誰かがあなたをみている


それでも立ち上がる
あなたをみている





私の少し前までの固定記事です。

この心境に至るまでには、ちょっとした出来事がありました。



あれを書いたのは2016年の春。
2016の春と言えば、熊本で地震があったころだ。

私は熊本に友がいる。
顔を合わせたことのない友。
彼女とは、公称100万ユーザーという女子サイトで知り合った。
私のお取り巻きみたいだった連中に手のひら返しされ、100人近くいた仲良しに、一気に私が絶縁されるというびっくりな状況に陥ったとき、彼女ともう一人の人だけが、私の傍らに残ってくれたのだった。
ものすごい嫌がらせ名人もいたし、あることないこと触れ回られたりが3ヵ月続いたその日、私は地元で川の堤防に立っていた。
私が逝ったら、嫌がらせの連中、みんな人殺しだぞ。
その一心で上がった防水堤のコンクリート。
あと一歩前に出ればすべて終わる…


そのときラインがピコンと鳴ったのだ。

破水した。
これから病院いく。

そう。
彼女は妊婦で、産休中だった。
もともと前置胎盤で、以前の出産も苦労した人で、今回もかなり前寄りな胎盤位置とは聞いていた。
そこをかいくぐって来る赤ちゃんの、誕生日を私の命日にするなんて、



だめだ・・・・・



だから私は今も生きている。
彼女や、もう一人の友達と、他愛なく過ごしているうちに、仲間は新しく増え、信頼は回復され、私を見切った連中の方が孤立していった。
当時一番仲の良かった~とみんなから私が思われていた~若い女性が、私を孤立に追い込んだこと、彼女と友情を持ちたい古株が、今がチャンスと彼女を焚き付けたこともわかった。
そんな中で、妊婦の子は、全部いきさつを私から聞いた上で判断し、私を信じ続けてくれたのだった。


そんな経験が、私にこの詩を書かせた。
絶対みていてくれる人はいる。
絶望の淵でも、どんな孤立でも、明けない夜はない。
熊本の被災では、逆に私が励ますチャンスを得た。
生きていれば、恩も返せる。
生きていればこそ。



人は誰でも一艘の小舟になり得ます。
だからこそ、たった一対の視線が支えになります。
どうかどなたも決してあきらめないでください。

私の願いはこれだけです。




EATALK MASKさんに、冒頭の詩のマスクケースを作っていただきました

18日までダウンロード可能なんですって←期間終わりました。すみません

折ると立つそうですよ

なんかすごい!(うれしい私)

よろしかったらwwご入手を!←はもうできないけどミムコさんのセンスでめっちゃ美しかったです←煽るやつww






それでも地球は回っている