3月10日 童謡詩人、金子みすゞ忌
みんなちがってみんないい。今はね
金子女史の名を初めて聞いたのは
山口百恵の手記の中だと思う。
弟は劇団若草の創始なんだね。
26才。
幼い娘を残して…
才気は日常の幸せをうすくする。
そんな時代のお話。
今もあまり変わってはいない。
3月10日 童謡詩人、金子みすゞ忌
1930(昭和5)年。
26才だった。
西条八十から「若き童謡詩人中の巨星」と称えられたけれど結婚後、夫から詩作を禁じられた上、夫から病(淋病)をうつされた末、自ら命を絶ったそうだ。
離婚が決まりかけたけど、娘は先方にとられてしまう。
抗議の死だったらしい。
そんな人生だったなんて……
ショックだ。
女の才気は何で封じられる。
切なすぎる。
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