歌詞がみつかった

新沼謙治さんが歌ったらしい

春秋暑寒

作詞 下條アトム
作曲 さいとうあきひこ

田舎の縁側 睦月には
何お(を)か語らん我一人 
遥かな学舎如月は
帰らぬ想い出我一人 
行くあて知らぬ弥生には
どこへ歩まぬ我一人 
思いは淡き卯月には
流れる河原を我一人

ドラマでは郵便配達の青年が
仕事をしながら思いを綴った詩を
曲にしたいと持ち込んだレコーディングスタジオでの出来事の、一時間ドラマだった

この番組はオムニバスシリーズで
その一本に

別れの曲

ってのがあって
別れた夫のところに自由奔放な元妻(十朱幸代)が戻ってくる
今の妻に、
私が戻ったんだからあなたの居場所はない
と言い
元夫にも同意を求める
けど元夫も現妻も元妻が無茶なことを言っているとおもっているし
十朱の父親さえも
娘が無茶を言っている
と理解している
一時間のドラマを使って、十朱がそのことを理解するまでが描かれているのだ
凄い話だな
と思うと同時に、演者の十朱を大嫌いになった
それほどに見事にその女性を演じたのだ
私は以後約二十年にわたって十朱幸代が嫌いだったのだから、ものすごい表現力だったのだと思う

そのテレビシリーズのタイトルが思い出せないのに
この作品と下條アトムの話だけ覚えている

名作だったんだと改めておもう



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