616

616といえば


T - T


616を算木で表した形。
なんかウケたので、616はコレにした。

算木(さんぎ)とか算筹(さんちゅう)とかいうのは、中国数学や和算で用いられた計算用具だそうで。
縦または横に置くことで数を表したそうな。
算木に基づく算木数字も使われた。
算木を用いた計算法を

籌算

というらしいが…読めない(T_T)。←私は泣きは、もっぱらこちらを使ってます


中国では紀元前から算木が使われていたそうな。
1954年、湖南省長沙の左家公山15号楚墓で、戦国時代の算木が四十数本発掘されているそうで。
文献の記録はさらに古く、老子には
「善く数える者は籌策(ちゅうさく)を用いず」
という文もある。
あ。
籌策(ちゅうさく)。
てことはあれは『ちゅうさん』だね。

13世紀にそろばんが使われるようになるまで、算木が計算器だったんだね。
算木はそろばんと違って、

高次の代数方程式

を解くことができたらしい(凄い!)けど、中国ではそろばんの普及で解法が失われてっちゃったんだって。
そして江戸時代の日本の数学者は、そろばんと算木を両方使い、数学の発展に貢献したんだって。

算木は長さ3〜14cmの木製、または竹製の細長い直方体。
縦または横に並べて数を表し、配列を動かすことで四則演算、開平、開立などの計算がOK。
1から5まではその数だけ算木を並べ、
6以上は異なる向きの1本で5を表した。
正の数も負の数も扱えてる。
優れ者だよね!(^^)←これ、笑顔は算木ではできないみたいww

それでも地球は回っている