ヒヤッキー〔二次創作弱虫ペダル。ポタモンアプリ編〕

ポタGOにもヒヤップ、バオップ、ヤナップいて、進化形は、ヒヤッキー、バオッキー、ヤナッキー。
鳴子がぐぐっとのぞき込む。

お！ポタGOっすか。
レベも高いっすねえ。
あ。
ヒヤッ・・・

そこで黙った。
何で黙る。

いや、その、ヒヤッキーが。

ヒヤッキー何。

ヒヤッキーが・・・

言い淀む鳴子の代わりに、わが相棒がのたもうた。

おまえに似てるって噂だ。

ヒヤッキー！？

ちょっとだけ、ショックだったりする。

髪型だけですよ。

ですです。

今泉も小野田も言ってくれるけど、うむむむむー・・・

気にするな。
俺なんかマユルドだ。

違いますよ。
青八木はカラサリスです。

カラサリスかあ？

言いながら鏑木と出て行く。

言われてみればそんな気も・・・

だんだんいろいろ気になってくる。

寒咲さんは？

ドレディアかな。

テニス部の人は？

クロマニュです！
怒ってるときとかけっこう似てま・・・

小野田がいきなり黙った。
俺の背後凝視してる。
そこにたぶん・・・

クロマニュがいるのね。

振り向きづらいまま、俺はおもむろにアプリを閉じるのであった。