HPとMP
10連休が終わった。休みの間はほぼずっと旅行に行っていたので、仕事からは完全に離れリフレッシュすることができた。やはり旅行はいい。ここ最近、年度の切り替えで色々とばたついていたため、仕事を完全に忘れられる時間はとても嬉しいものだった。まあまたGWが終わって仕事に戻ると相変わらず慌ただしい日々が続いているのだけれど。
最近は、仕事から帰って来ると疲れ果てていて、何もやる気が起きない。初めのうちは頑張って作っていた夕食も、最近はめっきり作ることが無くなり、外食で済ませることが多くなった。大抵、家に帰って来るとシャワーを浴びてベッドに寝転がり、スマホをいじって気付いたら寝る時間になっている。しばらく朝活をしていた時期もあったが、最近はそれもできていない。仕事量のせいで残業が増えている、というのはあるけれど、それにしても世の中の大多数の企業と比べればうちの会社はかなりホワイトだと思うし、何よりこの程度の残業で疲弊しているようでは、今後の繁忙期が思いやられる。
体力のメーターが自分についているとすれば、RPGのようにHPとMPのメーターがあるんじゃないかと、ぼんやりとそんなことを考えている。HPは単純に眠れば回復するのだけれど、MPはそうはいかない。そして仕事はどちらかというとHPよりもMPを莫大に消費しているような気がする。夜9時に帰宅して10時までに寝る準備を整えて、朝7時まで寝ることができれば、9時間もの睡眠時間を確保できて、HPのゲージは満タンになるだろう。ただし、それではMPが回復しない。自分にとっては、1人でゆっくり考え事をしたり、本を読んだり、映画を見たり、とにかく落ち着く時間が必要で、リラックスした状態でそうした文化的な活動を行うことで、単純な体力≒HPとは別次元にある精神的なエネルギー≒MPを回復できる、そんな気がしている。だから、家で1人で落ち着く時間が少ない今は、MPが回復し切らず、日々疲労感を感じているのだろう。
noteはどうだろうか?書きたい書きたいと思っていながら、ここ数日「noteを書く」という動作に対して、「色々考えなきゃいけない(≒MPを消費する)からめんどくさい」と感じて腰を上げられずにいたが、今こうしてnoteを書いて、自分の頭の中に渦巻く考えを言葉にしてみると、不思議と頭の中の老廃物のようなものが流されて、脳が冴えていくような感覚がある。noteを書くことは、もしかしたら読書とかと同じでMP回復の手段なのかもしれない。今後は、書くという動作をあまり重く捉えず、あまり時間もかけずに、かるーくやることで、MPの回復を試みたいと思う。
とはいってもやっぱり連休が最強のHPMP回復手段だと思うから、早く次の連休にならないかなあ。