三浦沙良さん追悼
先日、匿名希望⑥さんにお力添えいただき、編集者でライターの三浦沙良さん追悼サイトが出来ましたので、まだ未読の方がいらしたら是非ご覧ください。本当に月日が経つのは早いもので、なくなったかたの魂が戻ってくると言うお盆になりました。逝去されるにはお若く、しかも突然に世を去ったと言う事でまだどこかに三浦さんがいらっしゃる気がしてなりません。お母様もご心痛のあまり、今年になるまで娘の部屋に入ることができず、思い切って足を踏み入れた処、たくさんの本とレコードにCDであふれたお部屋で、お聞きするだけで生前の沙良さんが思い浮かぶようでした。皆様のメッセージもじっくり読んでくださったそうで、お忙しい中、文章を綴って送ってくださった皆様、編集にお力添えくださった皆さんに再度御礼申し上げます。また、私事ですが、三浦さんに某先生からのお言葉を戴きたく思い、その代理人の方にメールをしたのですが「よほどのことが無いと某先生は文章は書きません」ときつい言葉でお断りされ、代理人の方は私の知人だったので軽いショックを受けたのですが、後にTwitterで、同人誌の委託販売を名乗り出てくださった三浦さんが逝去されたことを知った樹村みのり先生が、ご遺族にお菓子を送られたらしい、と聞いて、ああ、やっぱり私が憧れた樹村先生は心ある人だったとしみじみしたものです。
人生はやはり思うようには生きられないし、いつ途切れてしまうかわからないから、きれいごとっぽいですが 人には優しくしたいし良い思い出を残していきたい。気持ちにゆとりがないと、人は自分の事ばかり考えてしまうけど、漫画でも音楽でもアニメでもいい、それらの文化に無償の愛情を注ぐ事は大変豊かで贅沢な事だとわかります。三浦さんについて考える時、いつもそんな気持ちになるのです。