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今、できることを全力で。
お久しぶりです。
3連勤が終わり、GWに突入しました。
勤務後、新幹線に乗り込み、そのまま実家に帰省します。
約5時間。
(その移動時間にこの記事を書いています)
#時間の有効活用
移動時間が長く、疲労が溜まるだけのような帰省になりそうですが、
家族に会える時間もそう長くないので、会えるときに会いたいと思います。
待っててね、おじいちゃん、おばあちゃん。
さて、本題。
4月は主に先輩看護師の後ろをついて、見学をさせてもらった。
(シャドーイング)
#金魚の糞
とはいえ、輸液を作ったり、できることはやらせてもらった。
5月に入ってからは、より実践的な内容になり、
やらせてもらえることも増えた。
#まだ2日にしか経ってない、
常に緊張と不安。
今日は記録を書いた。
#記録って難しい
少し話が脱線すると…。
私が所属する病棟は、「総合診療内科」「脳神経内科」「腎臓内科」。
しかし、院内で一番なんでもとる病棟であるため、いろんな患者さんがいる。
全身熱傷の患者さんとか、末期癌で緩和の患者さんとか。
今は、病棟内でクラスターが発生し、
一部、コロナ病棟になった。
新人でありながら、コロナ患者さんを看させていただいている。
#新人とか関係ない
昨日は、シャント造設中に気胸を起こしてしまった患者さんが転床してきて、処置に入らせてもらった。
#一応伝えておくが呼吸器病棟ではない
#医原性気胸?
いわゆる穿刺脱気。
よく医療ドラマとか医療映画で見るやつ。
この処置の見学をしたいか聞かれた際に、
一番前のめりに返事をした。
本当に見たかった処置だからである。
そして、この病棟にいたら見ることができないと思っていた処置だから。
#シンプルに嬉しかった
#というよりも興味があった
#幼少期に脱気のシーンをみてカッコ良さを感じていた
知識が国試で止まっており、そこまで詳しくなかったため、
理解し難い部分もありながら、とても興味津々に見学していた。
しかし、最後の糸で仮止めしている最中に
倒れた。
#迷走神経反射
倒れる1-2分前に
「気持ち悪〜、今日ご飯食べられないや」と思った。
視線を外すと、マシになるかなと思い、外を見てみたが変わらなかった。
次第に、視界がおかしくなっていった。
以前倒れた経験があるため、良くも悪くも同じパターンであることがわかった。
その瞬間、先輩看護師にテープを求められた。
ほぼ意識がない中、テープを渡した。
前に倒れると、患者さん+清潔エリア(不潔にしてはならないエリア)
後ろに倒れると、ベッドに後頭部強打
左右に倒れると、先輩看護師直撃
四方八方塞がりでどこにも倒れることができないとその瞬間思った
#絶対そんなことはない
このままだと死ぬ。
なんとなくそう思い、前に倒れるようにしゃがみ込んだ。
#迷走神経反射〜と思いながら
そこから簡易ベッドに横たわって意識が鮮明に戻るまで記憶が曖昧だが、
しばらくすると復活した。
何が悔しかったというと、
実習でもっとグロテスクで出血量も半端ない手術や処置を見てきても平気で、
興味津々だったのに、この処置でこんな気持ち悪くなるのかと思った。
そして、申し訳なさと罪悪感に襲われた。
#たぶん自分が思っている以上に感じる必要はない
本題に戻して…。
社会人になって1ヶ月が経ったが、できることはまだ限られている。
環境整備とかバイタルサイン測定とかオムツ交換とか
(こう考えているとできることも増えたなぁ)
#ポジティブ思考大事
とはいえ、
できることは看護師業務の1割程度である。
そのため、特にできることを全力でやることを意識している。
環境整備(患者さんの周りを整え、除菌クロスで拭く)こと1つにしても
魂を込める気持ちでやっている
時に、先輩看護師に
「適当でいいよ」とか「そんな丁寧にやらなくてもいいよ」とか言われるけど。
#数少ないできることを怠ってどうするんだ
#どんな小さなことでも看護の1つ
#何一つ不必要なことはない
これからできることが増えて、経験年数が経ったとしても
この気持ちは大切にしたい。
この初心の気持ちを忘れず、頑張ろうと思う。
定期的にこのnoteを読み直そう。
また、楽しさを感じていることが食事介助である。
誤嚥性肺炎の患者が多い病棟であるため、
食事介助を行うことが多い。
大概の患者さんがとろみ食だが、
やっぱり口から食べている患者さんをみると嬉しいし、
頑張ってほしいと思う。
(CVや経鼻胃管の患者さんも多い。)
でも、うまくいくことばかりではなくて、
うまく口に入れてあげることができなかったり、
1口の量がわからなかったり、
摂取量を強要させてしまったり…。
自分では食べてくれない患者さんでも
先輩看護師が介助すると食べてくれる患者さんもいる。
この前は、食後スポンジブラシで口腔ケアを行っていた際、
十分にスポンジの水をきったと思っていたが
その数ミリの水でむせさせてしまった。
まだ看護師として勤務をはじめて1ヶ月しか経っていないが
身をもって感じることは、
「新人だろうが、ベテランだろうが、関係ないこと」である。
患者さんや家族から見ると
みな「看護師」である。
みんな「看護師さん」としてみて、声をかけてくれている。
もっと勉強して経験積まないとな。
また、看護師に限ったことではないが、
自分の家族が亡くなったとか自身につらいことがあったとしても
それは表には出してはいけない。
それがプロであると思う、と強く感じた1ヶ月でした。