米海軍基地にお邪魔した話
お久しぶりです。noteの投稿は、書きたいこともニュースもあまりなく…という感じで滞っていましたが、先日ちょっとレアな場所に入れてもらえたので体験記を書こうと思いました。
タイトルにもある通り、米・海軍基地(横須賀)にお邪魔しました。
アメリカ人のbfとコミッサリー(米軍食糧品の売店)で、食料品を買う目的で訪れましたが、ついでにフードレストランと基地内の行けるところまで見せてもらいました。
※機密施設内でなければ、外観の撮影などもOKということらしいので度々写真も挟みつつ、書いていきます。
まず、入るにあたっての手続きですが、基本的に基地関係者でない限り、一般人が単独で入ることは不可能です。(横須賀スプリングフェスティバルのような一般公開日は例外)
関係同行者がいる場合、一般ゲストはマイナンバーカードなどのID提示と共に、ペーパーワーク(住所や氏名、人種、など)と、同行者のオンライン申請が同時に必要です。手続きは手間取りましたが思ったよりも比較的スムーズに通過しました。
入国審査のような感じで、写真も撮られそこで一時的な訪問許可証を発行してもらいます。申請期間内のみ有効で、何時から何時まで滞在という細かな記入も求められました。
ゲートに入りしばらく歩くと、一つの巨大な街が広がっていました。勿論、軍事施設なので街というより基地であることは間違いないのですが、ストリートにも〇〇streetと英名がついていたり、サインも歩いてる人達も9割型欧米の人たちなので、まるでアメリカの小さな街に来たような感覚になります。
場所は日本ですが、あくまでも米国。
なので基地内では基本的にアメリカの法律が適用されています。仮にわたしがふざけたYouTuberとして危害を加えたり危険と見なされる行為をした場合、あちら側には発砲できる権限があるようです。なので日本の一般客は、なるべく厳かに、礼節を持ってお邪魔させてもらう方が良さそうです。(ちなみに彼が言うには、今までそういう事例は見たことがないそう)
買い物をするにあたり、まずは通貨をドルに変換しなければならなかったので、ネイヴィーフェデラルという場所に向かい、換金してもらいました。ここもまた静かな場所で、働いている人は日本人が1人もおらず。一万円からの換金が可能だったので現在の為替で計算され💲64.25(為替2025/01/29現在)を受け取りました。
改めて円安、おそろしい。
一万円支払って6千円分をもらうような感覚に震えます。円の価値はこの先どうなってしまうのでしょうか。
(※ちなみに換金はできても、基地内での買い物は一般客のわたしには権限がないので、bfに購入してもらう感じになっております。)
細かくしてもらいました。
それはさておき、少し歩くと湾が見え、そこには無数の船と空母が駐在していました。
物凄い大きさに圧巻でした。
工事中によりクレーンが作業中でした。
こんなに大きな船が日本を守っていると思うと心強いですが、いざ戦闘体制になったら…と考えると恐ろしいですね。365日ずっと船は整備され、船員は仕事や訓練をしているようです。
少し歩くと、映画館やボーリング場などが見えてきます。居住地周辺には広場のような公園があり、子供たちが遊んでいました。
また少し歩くとフードコートが見えます。
お腹が空いたのでここで夕食に。
パンダエクスプレスかPOPEYESで迷っていたのですが、bfがPOPEYES、わたしがパンダエクスプレスを選択しました。
Panda Expressはアメリカ生まれのチャイニーズファミリーレストランで関西や九州に一度日本上陸したものの撤退、現在は東京都内に数店舗あるそう。
POPEYESはPopeyes Louisiana Kitchenという名称でアメリカ合衆国アトランタに本社を置くフライドチキンを中心としたフードチェーン店。
日本には未上陸で米軍基地でのみ食べられるようです。
相手のを少し食べさせてもらい。。。
POPEYES、日本進出を切望してしまうほどおいしかったです。
あまりもう食べ物で感動することは滅多にないのですが、久々にウマ〜🥹となりました。
ビスケットはKFCのとはまた違う、クッキーやスコーンに近いホロホロ感で少し塩気のある感じが絶妙で、チキンは軽めで油分がさっぱりしてる印象でした。ソースがBBQやフレンチなど何種類かあるのでそれをつけて味変もできますが、わたしは何もつけないのが1番好きでした。
ポテトも好みな味付けでした。
- まさかの紙袋直入れ
(これテイクアウトの場合やばくないだろうか、油絵染みてこないのだろうか)
店内は1人で食べている軍人の人も多く、意外と静かな印象。
食事を終え、コミッサリーに向かいました。
ネイヴィーエクスチェンジと看板を大きく掲げた建物で、店内は軍食料品店というよりは完全にウォルマートやターゲットのような雰囲気。
スーパーは大きく３つ(?) 洋服やその他生活用品売り場と、食べ物オンリーのグロセリーストア、フライパンや鍋などのキッチン用品と家電製品売り場に分かれていました。
最初のセクションで自分用に買ったものはこんな感じです。
【購入品感想】
・シリアル… シリアルはHoney bunchesで普通に美味しく、食べやすいです。
・お勧めされたチョコレート… 初めて見たので試しに買ってみました。(死ぬほど甘い)中にチェリーのシロップ漬けとミルククリームが入っています。チェリーの酸っぱさと、人工甘味料のミルククリームがあまりわたしの好みではなかったです。まずくはない…が、自然な甘さと控えめな味に慣れている日本人の口には合わない可能性が高いです。
・Suaveの Violet and sweet pea … アメリカのホームステイ中に最初に買った思い出のボディーソープ。
アマゾンやメルカリの個人輸入で買ったりしていましたが、ここでは定価で安く買えるのでとてもお得でした。香りが大好きです。
・crest 歯磨き粉… 日本では販売されていない歯磨き粉。高いホワイトニング効果があり、その薬の強さ故に日本では販売が禁止されています。これもまたホームステイ中に使ったのですが、お土産で持って帰ればよかったなぁと後悔したので、今回はここでツーパック。
・猫缶… 飼い猫のご飯。あんまり好みじゃなかったのか食べませんでした。泣
翌日は朝食と昼食、夕飯にはステーキを作る予定だったので取り敢えずサラダ類とパン、ステーキと調味料を探しに行きました。
まずお肉コーナーですが、全体的にとても肉厚で大きく、ボリュームの割に安く感じました。
(円に直すと恐ろしいんですけどね)
朝食には、トーストとサラダ、卵とドラゴンフルーツ
夕食には、マカロニチーズとマッシュポテト、ステーキ(ガーリック添え)
メニューに合わせて必要なものを購入しました。
レジはアメリカでお馴染みのベルト・コンベア式で、買物かごから商品を置き、ピッとしてもらいます。余談ですが、やはり店員とのちょっとした世間話の展開能力がすごいな…としみじみ感じました。というのもbfは日本語は一切話せないので、日本のスーパーやコンビニではほぼ無言ですが、英語圏のスーパーだとこんなに喋るのかというくらい喋るのでハッとしました。私は人見知りで萎縮してしまうので見習いたいマインドですが、こればかりはもう文化的なものなのかなと思い諦めています。
これの他にも色々買ったのでかなりの数の買い物袋になり、スーパーから基地ゲートまでかなり遠いので、タクシーでゲート前まで戻りました。
基地内にはタクシーも走っています。タクシー料金は日本円で支払うことができます。
そして横須賀米軍基地を後にしました。
以上です
日本輸入が難しい海外製品を買いたい方や、アメリカにしかないファストフードチェーン店を体験したい方は、ぜひ関係者がいる場合は行ってみたら面白いのではないかなと思います。(基地内の製品は、一般客には購入権限がないので、関係者に代わりに買ってもらうということになると思います。)
また3月の横須賀スプリングフェスタで一般公開され、その際にも同じ体験をすることができるようです。私は通常の日だったので入ることはできませんでしたがフェスタのときには船内に入り見ることもできるそうです。
今回貴重な体験をさせてもらったbfには感謝です。
それではまた。