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弁護士の方々へのインタビュー記録 🇨🇦
カナダでご活躍される弁護士さんへインタビュー
カナダ・トロントでご活躍されている弁護士の方々にお話をお伺いできる機会を頂き、カナダにおける少子高齢化と移民受け入れについて法律の観点から現状や考えをお聞きしました。
吉成絢香さんへインタビュー
2024/8/18
今日はカナダで移民法を専門としてご活躍されている吉成絢香さんにインタビューさせて頂きました。とても素敵な韓国系のカフェにお連れ頂き、ゆっくりとお話することができました。カナダではキャロットケーキが有名だそうで美味しいキャロットケーキやマンゴーのかき氷を頂きました。
カナダにおける移民法
カナダでは日本に比べて移民法を専門とする弁護士の方が多く、移民受け入れを行う上で起きる問題が多いことがわかります。カナダでは世界各国様々な国から移民として移住してくる方がいるそうですが、特にフィリピンやインドなどの中東アジアから移民してくる方も増えているそうです。
カナダにはIRPA(Immigration and Refugee Protection Act)と呼ばれるカナダの移民及び難民保護法があり、カナダにおける移民や難民保護に関する主要な枠組みを提供し、移民・難民の受け入れや滞在を規定する重要な法的基盤となっています。移民受け入れを行う中で本来カナダ政府が対象とする移民ではない者も一定数いるという現状があり、問題となっているが本来の対象者を援助するためには仕方がない部分でもあるとおっしゃっていました。やはり、日本に比べて積極的に移民受け入れをしているカナダでも問題は起き続けており、日々移民受け入れの条件やシステムは変動しているそうです。
スミス希美さんへインタビュー
スミス希美さんはカナダで遺産相続を専門とする弁護士としてご活躍されており、国際弁護士としての移民受け入れに対する考えをお伺いしました。スミス希美さんが働かれている弁護士事務所にお伺いしてインタビューをさせて頂きました。実は実際に弁護士事務所に入ったのは人生で初めてだったのでとても緊張しながらのインタビューとなりましたが、たくさんお話をお聞きすることができました。
移民受け入れにおけるカナダと日本の相違点
日本に比べてカナダでは移民受け入れを積極的に行っており、カナダでは多民族国家として様々なルーツを持つ方が暮らしています。なぜカナダでは多くの移民を受け入れしても国家を保つことができるのかをお伺いしたところ、日本とカナダでは歴史に大きな違いがあるそうです。カナダは歴史上、イギリスやフランスの文化の影響を受けて成り立っているため、カナダで根付く文化や習慣が浅く、国民も他民族を受け入れることに抵抗がないことが特徴としてあげられます。一方で、日本には日本の文化や習慣が深く根付いており、鎖国時代があったこともカナダとの相違点だと言えるでしょう。そのため、他民族を受け入れることには抵抗がある人も少なくないことが原因となり、カナダに比べて日本では移民受け入れをすることの難易度が上がるのだと考えられます。
インタビューを経て
カナダで弁護士としてご活躍されているお二人にお話を伺う中で、国際弁護士として世界で活躍できる弁護士を目指す私自身の進路についても相談させて頂き、今後の目標や将来の理想像を明確化させることに繋がりました。実際にご活躍されている憧れの弁護士の方々にお話をお聞きすることができて光栄に思います。今後もお二人のような弁護士として活躍できるように最善を尽くし、目標に向かって努力したいと感じました。