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小説の主人公のように、刺激的な日々を求めて | noteを始めた理由
「小説の主人公みたいに、毎日が新しい発見や出会いに満ち溢れていたら、どんなに素敵だろう?」
――そんな世界に、私はずっと憧れてきた。
未知の世界に飛び込み、毎日のように驚きや発見に満ちたドラマを繰り広げる姿は、どこか眩しくてかっこいい。
かといって、特別な出来事が私に頻繁に起こるはずはない。
小説は所詮フィクション。そんな夢のような日々は、私には関係のない話。
その小説の世界への憧れを断ち切れないまま、日常を淡々と過ごしていた。
ところが、気づいたときには、私の人生が一冊の本として形になっていた。
私のやってきた挑戦や経験を記録し、つないでいったら、いつの間にか一つの物語になっていた。
そう考えたら、やっぱり人生は何が起こるかわからない。
自分自身を被写体にした“物語”をもっと面白くしていくために、そしてその物語を共有するために、noteを始めることにした。
1. 物語は始まった
大学4年生の頃。当時は今のような劇的な展開は用意されていたわけではなかった。
朝起きたら昼までゲームをして、夜は寝落ちするまでYouTubeを眺める。それ以外に特に動く理由が見つからなかった。
毎日どうやって過ごそうかと悩むほど単調な日々が続いていた。
それでも、ちょっとしたきっかけを追いかけてみると、大きな発見に出会うことがある。
宿題をサボるために夜な夜なChatGPTに向き合っていたら、いつのまにか数百時間を費やしてAIのプロンプトにのめり込み、レポート作成を半自動化できるほど上達したこと。
授業中に先生に隠れてオセロを作っていたら見つかってしまい、怒られるかと思いきや、なぜか学会に連れて行かれ、賞を貰って帰ってきたこと。
こういう予想外の展開は、小説の世界だからこそ起こるものだと思っていた。
しかし、実際には誰かのフィクションに閉じ込められているわけではなく、紛れもなく私自身に起きた、現実の出来事だった。
ありふれた日常のすき間に入り込んだ一筋の光を辿っていったら、いつのまにか舞台の中心に立っていた。
加速していく物語
思い返すと、人生の転機となったのは何気ない「挑戦」だった。牡蠣を食べたいという理由だけで論文を書くことになったり、Xで流れてきたポストに便乗する形で「#100日チャレンジ」を始めるなど、どれも一瞬の勢いで始めてしまったものばかり。
その結果、賞をいただいたり、本を出版する機会を得たりと、まるで小説のページをめくるたびに次の章へ駆け上がっていくような加速感を味わってきた。
やってみないとわからないことは多いし、やるからこそ次への扉が開く。
この“物語の加速”を肌で感じたとき、日常はもはや退屈な流れ作業ではなく、常に何かが起こる舞台装置へと変わっていた。
noteに綴る、ストーリー
そんな私の物語を、より多くの人に一緒に楽しんでもらいたいと思い、noteを始めることに決めた。
SNSでも情報発信をしてきたけれど、より物語性のある長文を書くならnoteがちょうどいい。
ここには、日々感じたことや挑戦の記録を積み重ねていきたい。
小さなアイデアや出来事が、後から見返したときに大きな出来事とつながっている瞬間を共有したい。
今まさに続編の1ページが、リアルタイムで動いているような感覚を味わってほしい。
未来へと続く物語
今後は、SE x 研究者 x 作家の3つの草鞋を活かし、物語を更新し続けるつもりだ。
3つの顔を持っている私だからこそ、複数の要素が混ざり合い、思わぬ出来事が起こるかもしれない。いわば“自分が主人公の物語”の続きを書き足していく段階だ。
私と同じような立場の人はまだ見たことがない。だから、未来がどうなるのかは私にも分からない。そもそも、予断を持たずに、できる限り自由度を大きくした方が、物語の展開としても面白いだろう。
読者の皆様には、その物語を一緒に楽しんでもらいたいと思っている。
おわりに――この先も続くストーリー
人生は、書くほどに深みを増す物語だと思う。
過去の出来事を振り返って「ここが伏線だったんだ」と気づく瞬間、あるいは「この挑戦はどんなエピソードに続いていくんだろう」とワクワクする気持ち
――そんな感情を読者と共有したい。
日常の一コマが劇的に彩られる瞬間も、地味で苦しかった時期が実は隠れたターニングポイントだった、なんて発見も、すべて含めて楽しんでもらえたら嬉しい。
私の物語を一緒に追いかけてくれる人がいるのなら、その期待に応えるような展開をどんどん起こしていきたい。
世の中にはフィクションより奇妙で、だけど愛おしく感じられる現実がいくらでも転がっている。
これから先、どんな展開が生まれていくのか。その可能性を探し続ける日々をnoteで綴っていきたい。
P.S.
実はプロフィールを書き直したのは今回で3回目だ。
2ヶ月で3回も書き直している。自分のことを説明するのは意外と難しいのだと感じる。
でも、やっと、思いを文章にまとめられた気がする。
1つめ
2つめ
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