見出し画像

eスポーツの成長を妨げない。それがプロの自覚 y0ichiro【後編】東京ヴェルディeスポーツチーム|挑戦のそばに

コンディションの向上は最も大事な心理的余裕につながる

東京ヴェルディeスポーツチーム FIFA/ロケットリーグ部門に所属するy0ichiro(よういちろう)選手。FIWC Regional Final ROW Season3 Doha準優勝と、世界で準優勝に輝いたトッププロは、やはり体のコンディショニングも重視しています。

「自律神経の調整は本当に大事ですね。睡眠不足の時は通常と違う感覚になるので、まず睡眠はしっかりとる。あと個人的に、2日に一回は必ずウォーキングを1時間半ほど行い、コンディションを整えています。僕は目に余り疲れが来ないタイプで、12時間連続でもプレーできるのですが、やはり長時間続けていると確実にコンディションは落ちてくる。だから逆に自分で歯止めをかけて、あえて休憩を入れるような心がけはしています」

画像1

eスポーツもプロの世界。年齢と共に反応速度は遅れていくものです。ただ、経験で補える面もあるため、格闘ゲームだと30~40代の選手が活躍していたり、FPS(主人公視点のガンシューティングゲーム)では10代が多かったり、タイトルごとに事情は様々。その環境の中、少しでも良いパフォーマンスを発揮するため、y0ichiro選手は情報のアップデートを欠かしません。

「昨年から味の素さんにチームをサポートしていただいて、栄養講座も受けさせてもらって、日々の食事や栄養に関してもご教授いただいています。以前は運動もせず、深夜でも夜食を食べたり、かなりコンディションが悪くなってしまった時期があったんです。その時期は、やっぱり結果が出せなかった。そういった意味でコンディショニングはかなり大切ですし、補食としてアミノバイタルにはとても助けられています」

中でも、重要なのは飲むことによって生まれる精神的余裕だとy0ichiro選手は教えてくれました。

「FIFAの大会は結構長くて、64時間拘束など普通にある状態です。そういった中でアミノバイタルを試合前や休憩中にも飲んでも、気持ちの余裕を感じることはある。プロ同士の試合だと技術というよりもメンタルの方が重要。その意味でも精神面で大きな存在ですね」。

・・・

プロとしてeスポーツ全体のイメージを向上させる存在に

画像2

個人としての目標を、「現状ではロケットリーグを頑張りたいなと思っています。空を飛ぶ車を操作して行うサッカーゲームで、全国高校eスポーツ選手権という大会でも採用されているタイトルです。世界大会で配信されると同時で15~20万人を集める大きなコンテンツで、暴力性もなく安心して見られることから、オリンピックで扱われるのではないかとも言われています。ヴェルディに所属するReaLize(リアライズ)選手が本当に技術力の高い選手なので、チームを組んでやっていければというのが、身近な目標です」と語るy0ichiro選手。

今後に関しては、「個人的に好奇心が強い方なので、これからもプレーする楽しさを忘れず、様々なタイトルに挑戦していく。複数のタイトルをトップレベルで戦える選手はあまりいないので、第一人者のようになれればいいなと思っています」と未来を思い描いています。

ただ、eスポーツが正しく評価されるために、尊敬される選手になるためにも、日ごろのプロとしての言動が重要だと、y0ichiro選手は考えていました。

「プロという肩書きを持った上だと、SNSでの発言などに気をつけたり、普段の試合で無駄な煽りなど、そういうことはしないように意識しています」。それはeスポーツ業界のことを考慮した心がけでもあります、

「特にeスポーツに限っては若い選手がプロになることも多く、サッカーゲームだけでなくFPSでも不用意な発言が取り出されてしまう。それがeスポーツ全体のイメージにつながることがあるため、そうならないよう個人としては気をつけています。『ゲームしかできないんじゃないか』っていう目がどうしてもあるので、そのイメージは変えていきたいと思っています」

確実に伸びているeスポーツ市場。その中でも、スポーツをリスペクトし、対戦相手を尊重するプロとしての意識は同じ。その成長を妨げてはいけない、文化を大切にするy0ichiro選手の姿勢が、eスポーツの地位向上に貢献するのは間違いなさそうです。

画像3

y0ichiro選手の最新情報はこちらをチェック!
Twitter(@verdy0ichiro)
------------------
🎽「アミノバイタルⓇ」の最新情報はこちら
スポーツ。水。アミノ酸。スポーツ科学に基づくアミノ酸補給「アミノバイタル」。商品情報や競技別のおすすめ活用法、スポーツに必要なアミノ酸、などをご紹介しています。
Twitter(@aminovital_jp)
Instagram(@aminovital_jp)
------------------