たくさんの人と喜びを共感する。それがモータースポーツの魅力 山内英輝/ SUBARU BRZ R&D SPORTレーシングドライバー【後編】|挑戦のそばに
日々のトレーニングなくしては成立しないトップドライバー
2021年シーズンにシリーズチャンピオンを獲得した「SUBARU BRZ R&D SPORT」。2015年からチームに所属するプロレーシングドライバー山内英輝選手は、スーパーGT・ニュルブルクリンク24h、スーパー耐久へ参戦しています。
数々のチャレンジを経て、トップドライバーとして活躍する山内選手。その強さは日々のトレーニング、努力なくしては決して語ることができません。
一流アスリートとしての側面
ドライバーに求められるのは、
運転技術だけではありません。
狭い車の中、ヘルメットによる限られた視界。
その中で冷静さを保つ、精神力が求められます。
そして、重いブレーキを踏み、強いGに耐える首。
まさに極限状態での緻密な動作が必要となる、
一流のアスリートです。
パフォーマンスをキープするために、
日常生活における鍛錬は欠かせません。
「最近特に取り組んでいるのは、心拍数が高い中でも、瞬次に判断ができるようにするトレーニングですね。街中を自転車で走るトレーニングなどをして強化しています。また、ずっと変わらず鍛えているのは、車を運転していてキツくなる首や肩です」
特に首は、ドライバーにとっての最重要部分。
トレーナーさんにゴムチューブで頭を
引っ張ってもらって鍛えたり、
寝転びながら10kgのウエイトを
首にかけて1分間耐えたりと、
ハードなトレーニングを行っています。
「基本的に運転中は、首に3G程度の負荷がかかります。つまり、自分の体重の3倍ぐらいの重さに耐えられなければ、頭が動いて運転もままならない。だから、強化は必須です」
コンディショニングにおいては、10代の頃から
アミノバイタルを愛用している山内選手。
今では「飲まないと不安になってしまう」と
心の拠り所にもなっています。
「レーサーにとって、暑い車内でのコンディショニングや集中力は課題になります。車内は走行中だと、60度以上にもなる。クールスーツなどでかなり楽になりましたが、その状態で3時間ぐらい運転しなければいけません。アミノバイタルはずっと愛用していて、レース前に欠かさず飲んでいます。今ではもうそばにいてくれないと落ち着かない、“奥さん”みたいなものです(笑)」
少しでも笑顔になってもらえるよう、結果を出したい
一昨年の優勝から、
昨年のチームは2位でフィニッシュ。
巻き返しのシーズンとなる今年に向け、
山内選手は課題や強化ポイントを
見つめなおしています。
「僕たち今まで、一発勝負の強さは持っているのですが、通常のレースにおいて決勝での耐久性や強みが出し切れていない。そこは課題があると感じているので、チャンスを十分に活かしていきたいと思っています」
様々な取り組みやルール改正によって、
ファンに面白いレースを提供しようと、
進化を続けるモータースポーツ界。
山内選手は自分がその中でどんな価値を
作り出せるのか、考えています。
「やはりスポーツで重要なのは結果。僕たちの頑張りや良いところ、時にはダメだったところも見てもらうことによって、そこに価値を作っていけると思っています。誰でも辛い時があると思いますが、そういうときに僕たちの姿を見て、少しでも笑顔になってもらえるように結果を出したい。レースを見に来てくれている人たちも、お金を払って応援してくれているわけで、それは当たり前じゃないと思うんです。その過程を見てもらって、たくさんの人と一緒に喜びが共感できる場所。それがモータースポーツだと思っています」
これまでに取り組んだことのないYouTubeLiveの
施策など、プロモーションにも参加する中で、
たくさんの応援を受けてきた山内選手。
「お客さんも増えてきて、多くの人たちにレースを通して笑顔を届け、一緒に頑張ろうという気持ちを共有できたらと思います。今、この環境で挑戦できていることがすごく幸せです」
さらなる高みを目指す彼の戦いは、
これからも続いていきます。
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