
第124回:2021年に読んで良かった本、まとめてみました。
こんにちは、あみのです!2021年もいろいろな本を読むことができました。
今年の初めから投稿を始めたnoteですが、こちらでは読んだ本の感想を沢山上げることができました。noteの街の皆さん、いつも本当にありがとうございます(*^^*)
さて今回の記事では、今年読んだ中でも特に良かった本をnoteに投稿した感想記事と合わせて5タイトル振り返ってみます!
【ホヅミ先生と茉莉くんと。】
今年読んだラノベ作品の中ではダントツ好きです。小説家のホヅミ先生と彼の読者のひとりである茉莉ちゃん。シリーズ1作目ではホヅミ先生が、茉莉ちゃんの存在によって小説家が「物語」を書く意味に気付かされていくエピソードに涙が出ました。
2作目以降はコメディ要素が増し、キャラクターひとりひとりに愛着が持てるシリーズになったと思います。2巻のポンコツ先生とハレルヤ先生のバチバチぶりが面白かったなー。
【きみが明日、この世界から消える前に】
今年「此見えこ」さんという作家さんのことを知れたのは、いい収穫だったと思います。何気なく吐いてしまうネガティブな言葉に隠れた生きづらさを描いたこの作品には、共感がいっぱいでした。
此見さんの作品は「コミュニケーション」に関する鋭いテーマがどの作品でも描かれていて、読むたびに気付かされることがたくさんあります。2022年も見逃せない作家さんになりそうです。
【明日の私の見つけ方】
この作品は、私の感想をきっかけに何人かのnoterさんが実際に読んでくれたことがとても嬉しかったです。読んだ方を見かけたとき、「noteに本の感想の投稿を始めて良かった!」と凄く感動しました。
「接客の仕事」の大変さややりがいを感じることができた物語。私もアルバイトを始めた頃に時が戻ったかのようなとても勉強になる作品でした。これからも時々読み返したいです。
【西由比ヶ浜駅の神様】
時々辛い気持ちになるシーンもありましたが、ひとつの事故を軸に様々な人間関係が描かれていく今作は、感動と温かな気持ちで溢れていました。
いつ、どこで大切な人がいなくなるかはわからない。だからこそ、身近な人とのつながりを大切に生きていきたい!と思えた傑作でした。
【ガラスの海を渡る舟】
公式コンテスト「読書の秋2021」の課題図書から気になって読んだ本です。
この本を読んでいた最中、ちょうど自分と他人を比べてしまうことで悩んでいました。そのような悩みへのひとつの答えも作中では描かれていて、この作品には何か不思議な縁を感じました。物語にぎゅっと詰め込まれた温かい言葉たちで満ちたこの作品に出会えたことが凄く嬉しかったです。
寺地さんの作品が今何冊か手元にあるので、どんな感動が待っているのか楽しみに読んでいきます!
まとめ
たまごまるさんの企画に参加した時の記事にも書きましたが、2021年は「自分」について考えた1年でした。それは読書の面でも反映されていたと思います。「生きづらさ」や登場人物の「成長」を描いた物語を今年は多く読みました。これまでに読んだ物語のひとつひとつが、私にとっての「学び」になっています。
いいことも悪いこともある世の中ですが、本を読んでいると幸せな気持ちになりますね。恋のお話では登場人物と一緒に勝手に恋した気分を味わったり、旅を描いたお話ではいつか行きたい場所を妄想したり…読書って本当に楽しいです。
2022年もたくさんの本を読んでいきます。そしてnoteの読書感想文もまだまだ続けていきます。これからも皆さんにいろんな本の魅力を届けていきたいので、よろしくお願いします!!
おまけ
「あみの」の2021年の記録も一緒に貼っておきます!
いいなと思ったら応援しよう!
