あと10日
結婚式のことを考えると、憂鬱な気持ちになる。みんな、準備は大変だったけど楽しかったっていうけれど、それは本当だろうか?
私は段取り苦手だし企画力もないし、仕事終わって帰ってくるとなにかやる気力もないしで、色んなことが後手後手に回っており、あと10日という現時点でやらなきゃいけないことがいっぱいあってつらいです。
・二次会のビンゴの景品あつめ&袋詰&ナンバリング
・二次会のBGM決め
・二次会の名簿
・二次会で使うブーケプルズ用のリボンの用意
・二次会で使うチェキのフィルムを買う
・二次会の会費の通知
そもそも、二次会関係のことは幹事に任せればよかったのでは?という声も聞こえてきそうですが、行動が遅すぎて1ヶ月前に動き出したため、今更人に頼むの申し訳ないよねってことで自分たちでほぼ用意することになりました。
準備不足は余計な出費につながる上、こうして式前にストレスを抱えてしまうことになりました。幹事経験豊富な友人に大丈夫なの!?と、幹事を依頼した時点ですごく心配されました。準備期間短いけど、大丈夫?と。
そして、昨日イオンのサイゼで打ち合わせを兼ねてご飯したときに、
「居酒屋で会費6000円でビンゴの景品が8個では少なすぎる」と指摘されました。
彼女は、女の子らしくて明るくて親しみやすいひとなのですが、一方で大学時代からトップクラスの成績を取り続ける才媛で、抜け目なく卒業後は務員になったひとです。そんな彼女の本気憂慮は、大層私を不安にさせました。
彼女は、わたしからペンを借りるやいなや、持参したA4の紙にガリガリと計算式を書き出しました。
「会費が6000円で、通常幹事からは代金取らないから、その分ひいて、新郎新婦の料金無料は?えっ?なくなった?......披露宴からの友人しか呼んでないから30人揃わなくて?......そうなんだ......。じゃあ、景品代に使えるのは......。ちょっと厳しいなこの予算じゃ......」
その姿はまるで、福山雅治さんが演じた人気キャラ・湯川教授こと、ガリレオのようです。私は、ひどく居たたまれなくなりました。
「あの、足りない分は我々夫婦が出すので......カネで解決できる問題はカネで解決するので......。とりあえず、カネのことは考えずビンゴの景品を一緒に考えてくれないでしょうか......」
「......わかった。でも、できるだけ赤字は1〜2万で抑えるようにするね」
しかし、友人の深刻フェイスはその後も続くのでした。
「プロジェクターは貸し出ししてくれるって書いてあるけど、DVDプレイヤーとかパソコンはどうなの?」
「確認しときます」
「ビンゴはアプリでやるみたいだけど、どうやってプロジェクターに映すの?」
「えっなんだろBluetoothとかかな」
「ケーブル必要かもしれないから確認しといて!」
「はい」
「ビンゴのアプリは誰が起動させるの?男側の幹事は景品の管理と司会で1人ずつ使うから、アプリの操作は他の人がやったほうがいいんじゃない?」
「全然考えてなかった」
「誰がやる?私やろうか?もしだったら、言って」
「はい」
細かいとこの確認が...全然...できてなかった。ていうか、思いつきもしなかった。
どうやらみんながやってるらしいパワポとかエクセルで二次会の企画書作ったりして、幹事に配るとかそういうこと、私たち夫婦は全然してなくて、ほんとにヤバイと思いました。
焦った。
また、やらなきゃいけないことは他にもあるんですね。
・お車代やお礼の準備
・マイクロバスの乗車人数確認
・受付係に渡すお車代・お礼・タクシー券必要な人リストの作成
・ウェルカムボード用のパズル作り
・ウェルカムボードのデータの印刷
・父母への手紙作り
・席札の印刷
・荷札の作成&印刷
などがあります。
結婚式前なのに、プレッシャーで死にたい気持ちになります。まじ、結婚式とか向いてないのになんでやろうと思ったのか意味不明です。来てくれる友人や家族親戚会社の人が可哀想で涙が出てきました。
まぁ、正直がんばれば終わらないこともなさそうなんですが、タスクが多くて憂鬱です。