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【31歳セブ島留学記⑱セブ島留学の定番ボホール島に行こう!】
こんばんは。フィリピンのセブ島で4ヵ月留学していた矢野と申します。
今日はセブ島に留学した人ならほとんど耳にしたことがあるであろうボホール島観光について書いて行きたいと思います!
ボホール島って?
ボホール島は、セブ島の南東部に位置するフィリピンで10番目に大きな島。サラサラで真っ白な砂浜が広がる美しいビーチがあり、フィリピンでもトップクラスのダイビングスポットとして有名です。地元の人たちからは、「神の小さな楽園」と呼ばれています。その名の通り、神秘的な自然や観光スポットがあるので、世界中から訪れる観光客にも人気です。
セブ島からはフェリーでアクセス可能な島、ボホール島。
海も山も満喫できる島なのですが、ボホール島の3大名所と言えばこれかな…?
みどころ①ジンベエザメと泳ぐ
セブ島でのアクティビティを調べたことのある方は、ジンベエザメと泳ぐのはオスロブじゃないの?と思うかもしれませんが、実はボホール島でもジンベエザメと泳ぐことができるそう。
穴場だそうですし、セブの中心部から行くよりも圧倒的に車に乗る時間が少なそう!
私はオスロブでジンベイザメと泳いだので今回はパスしたのですが
行くまでの道中が過酷の極みだったのでボホールの方が快適に参加できそうです。
みどころ②チョコレートヒルズで山のアクティビティ
ボホール島のほぼ中心に位置する円錐形の小丘群。50平方キロメートルのエリア内に点在し、高さ40〜120mほどの円錐型の丘がなんと約1776個も連なってできています。
小丘の形成時期、形成理由等、未だ解明されていないと言われる不思議な世界。名前の由来は、乾季に丘を覆う緑の草が茶色に変わった姿がまるで「ハーシーキスチョコレート」の様だったからと言われています。乾季とは反対に、雨季は青々とした緑の丘を見ることができ、時期によって全く違う表情をみせてくれるのも魅力のひとつです。
220段の階段を上った展望台からは360度どこを見ても美しい山々が見渡せ、ダイナミックな絶景を楽しむことができます。
丘の草が枯れて茶色に染まる乾季の4月~6月がベストシーズン。
成り立ち不明の不思議な小山が1700以上もあるスポット。
景色を楽しむのみならず、ジップラインやラッシュバイクジップ(自転車でする綱渡りみたいなやつ)など、大自然を満喫できるアクティビティを楽しむことができます!
ジップラインなどのアクティビティは、「フィリピンでやる」というところにさらなるスリルを感じますよね。ね。
みどころ③世界最小のメガネザル ターシャに出会う
ボホール島に生息する世界最小のメガネザル“ターシャ”。森林破壊と密猟により絶滅危惧種に指定されていますが、こちらの保護区「フィリピンターシャ&ワイルドライフサンクチュアリー」では野生のターシャを間近で見ることができます。
絶滅危惧種のターシャに会えるスポット。
サル大好きの私には外せません!
ボホール島に行こう!
きっかけ
オスロブ同様、留学生が一度は訪れるボホール。
大人数でツアーに申し込んで行く子が多いのに対し、私はずっと及び腰で…。
というのも、単純にお金を使いすぎることにためらいがあったから。
30代、それなりにお金を貯めて留学に来てはいるけども、オスロブ行ったしアイランドホッピング行ったし、ダバオも行ったからなぁ…。
でもさ、セブにいる時じゃないとわざわざボホール行かない気がするんだよね…。どうしよっかなぁ…。
と逡巡すること3か月半。留学も残り2週間となったところで、同じように残り1週間となった友達と2人で、思い切って駆け込み観光することにしました!
旅のコンセプト
セーブマネーで行こう!という意見が一致したので、ツアーには申し込まずにフェリーのチケットと宿だけ取って、一泊二日で行くことに。
1日目はチョコレートヒルズとターシャ、2日目はノープラン。
セーブマネーかつ、行き当たりばっ旅。なるようになるだろう~、というお気楽節約旅です。綿密に計画を立てる旅も、こんな感じの気楽な旅も、どっちも好き。
1日目
朝4時に起きて港に向かいます。この日は4連休の2日目。
ちなみに4連休が決まったのはほんの数日前。
急に政府が「水曜日だった休日、やっぱ金曜にするわ!月曜も休みだから4連休ね!」と定めたそう。
休日って、そんな簡単に決められんの!?
こういうところがフィリピンの大好きなところです。
仕事とか学校に通う子供の親とか、振り回される人は大変かもだけどさ。
それでもそれが成り立っちゃうんだからいろいろと大丈夫ってことだよね。
なんかさ、そういうのでいいじゃんって思っちゃうよね。
この日のために前日にバナナを8本とパンデサル(フィリピンのパン屋さんで買える、1個5円の激うまパン)を20個買って持って行きました。
朝ご飯はこれで。
自然豊かな島なので、食べたいときにうまくご飯屋さんにありつけるか分からないため、お昼ご飯も場合によってはこれで。
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朝6時半のフェリーターミナルはすがすがしいー。
朝早い船なので爆睡。
3時間弱でボホールに到着です!
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フェリーターミナルを出ると、恐ろしい数のツアー会社のキャッチに引っ掛かります。
ノープランの我々はちょっと困惑。
どの会社を選んでも大体同じだからなおのこと迷う…。
2人なのでバンタイプの車じゃなくて良いよね。
ということでトライクをチャーター。
ターシャサンクチュアリとチョコレートヒルズ、宿までの送迎をお願いすることにしました。
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車内にパッケージプランのメニューが貼ってあるので、わりかし明朗会計。
ぼったくられる心配はそんなにないんじゃないかなぁ、という印象です。
トライクに乗ってターシャのいる森へ。
田畑が広がり、なんだか日本の田舎っぽい風景が広がります。
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トライクに揺られること1時間弱。
ターシャサンクチュアリに到着です!
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ターシャはとーっても繊細な動物。
物音にびっくりして、ストレスで自殺してしまうこともあるんだとか。
ワイルドなフィリピンに、こんな繊細な動物が住んでいるなんて。
良く生きてこられたね…(感涙)
ガイドさんに続いて、森の中へ入っていきます。
森の中へ入ったら、大きな声でのおしゃべりは禁止。
ターシャを刺激しないように、そっと観察します。
…が、
どこにいるの?ターシャ???
想像以上に葉が茂っている上に、ターシャが小さい!
ガイドさんがいなかったら確実に見つけられなかったです。
ていうか、ガイドさんはどうやって見つけてるの……?
そして……
念願のターシャに……
ご対面!!!!!
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かーわーーいーーー!!!
世の中にはこーんなに可愛い動物がいるんですねぇ。
これからも彼らの住む環境が守られますように。
次はチョコレートヒルズへ。
途中でビラー•マン•メイド•フォレストという人工林を通ります。
2キロにおよぶ並木道はとっても綺麗!
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トライクの運転手さんが「止まる?」と尋ねてくれたのですが、日本人の我々にはそんなに珍しくないかも……、ということでスルー。むしろ運転手さんが動画を撮っていました。なぜ(笑)
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走ること1時間半。
チョコレートヒルズに到着です!
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展望台へは、こーんな長い階段を上らなければなりません。つら。
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ゆるーい傾斜とはいえ、200段以上ある階段はつらーい!
上った先には…
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ちょっと雲が多く、かつ丘がチョコレートのように色付くタイミングではなかったものの、無数の小高い丘が広がる空間はとっても綺麗!
ボホールでの2大名物を堪能した我々は宿に連れていってもらいます。
ほんとはホタルクルーズにも参加したかったのですが、諸般の事情で断念。
ホタルを見たことのない私。いつかホタルを見てみたい!!
荷物を置いて、晩ごはんとお土産を調達しにモールまで歩いていきます。
ここのモール内のスーパー、ばら撒き土産にピッタリなお菓子がたくさん!留学中に行ったスーパーの中で一番かも!
そしてこの旅で一番盛り上がったのもこちらのスーパー(笑)
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晩ごはんは超群(Chowking)で。
みんな大好きジョリビーのグループ会社の中華料理店。
ワンタン麺が食べたかったんだけど、not avaliable (フィリピンあるある:売り切れ)とのことで、牛肉の麺をチョイス。
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八角を感じるような、ちょっぴり苦手なフレーバーではあったのですが、優しいスープが染み渡るー。
というのも私、なんだか風邪を引いたようで。
風邪の初期症状のような感じ。
フィリピンに来てからお腹は壊せど風邪はなんだかんだ引かなかったものの、ここへ来て軽い喉の痛みと倦怠感が。
友人も病み上がりで、フィリピンで風邪を引くと、完治するまでながーいんですよね。
悪化したら面倒だぞーということで、モール内の薬局で現地の総合風邪薬、バイオフルを購入。
薬局の窓口でバイオフルを3日分頼むと、なんだか店員さん達が盛り上がってる……。
「日本人?」と聞いてくる店員さん。
ボホールの薬局に来る日本人は珍しいよう。
日本人だと答えると「何かビサヤ語話せる?」と。
もうお会計を終えたあとだったのですが
"Tagpila?(いくら?)"
と尋ねると店員さん達は大盛り上がり!
なんかありがとう。でもこちとら辛いねん……。
笑顔で見送られて帰途につきました。
2日目
2日目の朝。
目覚ましを付けずに寝たいだけ寝よう!ということで朝はのんびり。
起きてから今日のプランを練ります。
前日の夜、ビーチに行きたいねと話していました。
が、私の風邪は完全に悪化……。
長いことトライクに揺られるのはちょっとしんどいし、暑い中のビーチで過ごすこと、そして帰りのフェリーのことを思うとできれば安静にしていたい……。
ということで、友達には本当にごめんねと謝り、今日は別行動。
バイタクに乗って一足先に港へ行ってごろごろすることに。本当にごめんよーーー。
フェリーターミナルは空いていて、ありがたいことにベンチで横になっていても迷惑にならない感じ。
ちょっと食欲も出てきたのでアドボを食べながら友人を待つことに。
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何気に留学に来て初アドボ。
この酸味が美味しいんだよねぇ。
お昼には友人も合流し、無事にセブに着いたのでした。
ボホール旅、マクタン島ではなかなか体験できない「森」「山」を体験できてとっても癒されました!
お猿さん好きとしては、ターシャに会えたのが嬉しい!
たくさんのアクティビティがあるので、本音を言えばやっぱりセーブマネー旅じゃなくて、しっかりツアーで行ったらもっと楽しめたかな、という印象です。
勉強も遊びもお金も大切にしたいフィリピン留学。なににお金をかけるかって難しいですよね。
留学中じゃないとわざわざ行かないかも、なんて思いましたが、ボホール目当てにフィリピンに行くのもありかもな、なんて思いました。
余談ですが、このあと風邪は重症化しなかったものの
喉の痛み→鼻水→咳
と、周りの留学生もひいていた風邪の王道ルートを歩むことになりました。
完治まで2週間はかかったかな?
鼻水で溺れかけるという経験を初めてしました(汚くてごめん)。
フィリピンでの体調管理、なかなか難しい!
いいなと思ったら応援しよう!
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