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31歳セブ島留学記⑯激長キャニオニングに挑戦!
こんばんは。
セブ島に4ヵ月間留学していた矢野と申します。
今回はオスロブにジンベイザメを見に行ったあとに参加したキャニオニングツアーについて書いて行きたいと思います!
前回のジンベイザメツアーの様子はこちら。
キャニオニングってなに?
キャニオニングは、アメリカ合衆国ではキャニオニアリング(Canyoneering)の名で知られ、アウトドアスポーツのトレッキング、クライミング、懸垂下降、カヌー、水泳、飛び込みなどの要素を用いて渓谷の中を目的のポイントまで下って行く活動を行なう。
登山の沢登りとは逆に渓谷を下っていくことを目的とする。
そうそう、フィリピンでもキャニオニアリングと呼ばれていました。
私は今までに日本で2回経験したことがあります。
身ひとつでやる川下り、といったところでしょうか。
今回も超楽しみ!
どこでやるの?
オスロブからさらに車で2時間くらいかけて行く「カワサン滝」が今回の目的地。
セブの秘境スポットなんですって!
持ち物は?
日本でキャニオニングツアーに参加した時は、
ウェットスーツ、ウォーターシューズ、ライフジャケット、ヘルメットをレンタルという重装備だったのに対し、フィリピンのキャニオニングツアーはライフジャケットとヘルメットのレンタルのみ!
サンダルはかかとにベルトがついてればOK!って感じでしたが、足場の悪い川の中をガンガン進んでいくので、つま先が守られるウォーターシューズがマスト!
旅行や留学にたくさんの靴は持って行きたくないもの。
これなら水陸両用でかつおしゃれ!
グリップもしっかりしているしカラバリも豊富!
水着も自由だったのですが、ビキニの人など露出の多い人は、飛び込んだ時に水面に身体を打ち付けて赤くなってしまったり、岩に足があたってすりむいてしまったりしていたので、なるべく身体を覆えると良いと思います!
こういうのを着て
下にこういうのを履いたり。
森の中なので日差しはそれほど強くありませんが、虫は多めだったので虫対策にも!
そして、何度も載せていますが、フィリピン渡航に欠かせない酔い止め!
私はこのツアーで、史上最強に酔いました…。
ツアーは深夜出発で寝不足、がたがた&くねくねの山道なので、未だかつて酔ったことのない人も絶対持って行ってください。
ツアーの様子
出発!アネロンは救世主
オスロブでのシュノーケリングを終えてカワサンへ向かいます!
オスロブまでは、ながーいまっすぐながたがた道という感じだったのですが、カワサンまではくねくねでがたがたの山道。
もうすぐ着くぞ、というところで酔い止めが切れたのが体感で分かりました。
出発時に酔い止めを飲んでから10時間近くが経過。
すぐに2錠目を飲んだのですが、効き始めるには少し時間がかかり…。
しんどい…となったところで昼食場所に到着しました。
オープンな感じの食堂みたいなところでお昼を食べます。
昼食はツアーに含まれていたので、席に座ったらすぐに食事が出てきました。
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メニューは
・ルンピア(フィリピンの春巻き)
・フライドチキン
・ご飯
・シニガン(フィリピンの酸っぱいスープ)
・バナナ
・コーラ(お水と選べたかも?)
でした。
車酔いマックスの私は今ちょっと話しかけないで…って感じで、揚げ物パーティーな昼食を見る気も起きなかったのですが、じっとしているうちにみるみる酔い止めが効いて元気になり、ご飯とスープを食べることができました!
ありがとう、アネロン。
友人曰く、急に饒舌になったから薬が効いたのが傍から見ていても分かったそうです。
キャニオニングの前の2大アトラクション
キャニオニングは川を下っていくアクティビティなので、まずは川の上流まで登っていく必要があります。
くねくね道をバンで進んだ先に駐車場があり、そこでヘルメットとライフジャケットを着用。
軽い説明を受けた後、いよいよスタート地点へ……
行く前にセールスを掛けられます(笑)
ここからスタート地点までは山道を歩いて20~25分かかる。
でもジップラインなら1分!100ペソだけどどうする?と。
なんてうまい商売だ…。
やりましょう!せっかく来たので!
ジップラインはターザンロープの豪華版みたいなやつ。
日本でも何度かやったことがあります。
さて、ジップラインをするにもどのみちスタート地点に行かなければなりません。
スタート地点までは、なんとバイクの3人乗り!
これがもうものすごいスリル!
原付なのに大丈夫!?って感じのアップダウンに、道は激せま。
もうこれ崖じゃん!って感じのオフロードをどんどん進んでいきます。
しかも、運転手の身体にしっかりと腕を回してつかまるように!って言われたのに、運転手さんの身体がものすごいふくよかで私の腕がギリギリ。
これ、バイクが振動するたびに私の腕がギュ!ってなって、運転手さんウッ!てなるじゃん…。って思ったら緊張感と申し訳なさと面白さで爆笑。
もはや永遠に乗っていたくなるようなバイクの旅を終え、いよいよジップラインに挑戦です!
フィリピンの広大な森を眼下に、およそ1キロの距離をジップラインで駆け抜けます。
今回のグループの最高齢は、同じ語学学校の70代の女性。
「ここから落ちたらさーあ、この森で生活することになるのかしら。兵隊さんみたいに」
30代でもギリついて行けるか分かんないジョークやめて。
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ジップラインは、ブランコのようにシートに座るスタイルとうつ伏せでスーパーマンのように進むスタイルから選べます。
私はスーパーマンスタイルをチョイス。
座るスタイルだと2人いっぺんにできます。カップルとかは盛り上がるかも!
厳重に金具をつけて、特に合図もなく発射!うそでしょ!?
最初こそ怖っ!となりましたが、次第に景色を楽しむ余裕が出てきて、最後のころはぶっちゃけちょっと手持ち無沙汰でした(笑)
ずっとスーパーマンみたいに腕伸ばしてんの疲れるんだもん。
いよいよスタート地点に到着!
キャニオニングスタート!
いよいよキャニオニングのスタートです!
フィリピンとはいえ、山の中は涼しい!
川の中をじゃぶじゃぶ進んだり、ウォータースライダーのように流れてみたり、崖から川に飛び込んだり!
気持ちいい~!
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とはいえ、かなり長い距離を歩いて行きます。
日本で参加したキャニオニングツアーは所要時間90分~2時間くらいだったのですが、こちらはなんと4時間!
70代の友人は途中で足がつっていました。
でも、かなりの数のガイドさんが同行してくれます。
ちょっと危ないところは手を取ってくれたり、支えてくれたり。
我々は大自然のプリンセス。
パラセーリングの回で現地ガイドさんにモテモテだったバッジメイト(同級)はここでもモテモテ。
彼女専属のガイドが最終的に3人くらいいました。何事。
ガイドさんたちは写真を撮るのも上手!
防水のスマホをもっている子の物でたくさん写真やムービーを撮ってくれました!
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恐竜でてきそう。
足をがくがくさせながら、最終目的地のカワサン滝にたどり着きました!
すごい色!
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おうちに帰るまでがツアー、ではない。
キャニオニング、大満喫!
帰りの車中も変わらずがたがた&くねくね。
友人は帰りにめちゃくちゃ酔っていました…。
やはり酔い止めは3錠持って行った方が良い。
学校の寮に着いたのは夜8時。
ご飯の時間は7時までなのでもう終わってしまっています。
もう疲れたからと即部屋に行くメンバーが多い中、一周回って振り切れてしまった私とルームメイトはそのまま飲みに行くことに!
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何度お世話になったことか
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唐辛子を春巻きの皮で包んで揚げたもの。
あまーいバナナケチャップで食べます。最高。19時間遊び倒して、締めのコーラとサンミゲルでこの日は幕を閉じました。
次の日。
絶対身体バキバキに痛いよね!と話していたのに大したこともなく。
学校のプールと海で泳ぎ倒した我々なのでした。
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